札幌駅前通に面した中央区北3西3。
かつて大同ギャラリーが入っていた大同生命札幌ビル(設計は黒川紀章)が建て替えられて、あたらしい大同生命札幌ビルが完成しました。
「miredo(ミレド)」という愛称で、チ・カ・ホ直結でいろんなお店が入っていることで話題になっているとのことですが、ブログ「散歩日記 X」によると、ギャラリーもないし、彫刻なども置いていないということらしいです。
旧大同生命札幌ビルは3階に空中庭園があり、そこに本郷新と峯田敏郎の彫刻がありました。
峯田敏郎さんの「唄う女」については、https://blog.goo.ne.jp/h-art_2005/e/03568652c251de960af47210ebada2fe で紹介してあります。
ふと思ったんですけど、これらの彫刻は、どこにいってしまったんでしょう。
札幌駅前通の、南2西4交叉点に面したビルの壁面に、梁川剛一の巨大なレリーフ「開拓の凱歌」が昔ありましたが、いつの間にか(2007年のことらしい)なくなっていました。
これは、札幌芸術の森美術館が引き取ったことがわかり、ホッとしました。
札幌は再開発が続いています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でオフィスやホテルの需要は減りそうですから、このままのペースでいくとはとうてい思えませんが、札幌オリンピックの前後に建設されたビルの建て替えは今後も進んでいくことでしょう。
館内にあった絵や彫刻を一緒になって廃棄しないでもらいたいです。
建て替えが決まった時点で、札幌芸術の森美術館やSCARTS に電話を入れてほしい(そのためのアートセンターです!)。
関係各位、よろしくお願いいたします。
関連記事へのリンク
さらば大同ギャラリー
峯田敏郎「唄う女」
(7月1日追記。本郷新「鶏を抱く女」は、大阪本社2階エレベーターホール横に移設、峯田敏郎「唄う女」は札幌ビルの1階オフィスエントランスに設置してあるそうです=立ち入りはできないが、ガラス越しに見ることができる=。わざわざ大同生命さんに問い合わせた読者の方がいました。ありがとうございます)
(この項続く)
峯田敏郎「唄う女」はビル内にあるんですね。
どこまで接近できるかどうか分かりませんが、今度見てこようと思います。