福村書店は北見でいちばん大きな本屋さんです。
毎年、独特の素朴な芋版画で知られる香川軍男さんの作品をあしらった1枚もののカレンダーを制作してきました。
香川さんが2002年に亡くなった後も、旧作をスキャンしてカレンダーづくりは続いていました。
図柄は、昔なつかしい石炭ストーブや汽車、あるいは魚など北海道の特産などが中心です。1から31までの数字も、芋版で彫られた、味わい深いものでした。
デザインと制作を毎年手がけてきたのは、たぴおデザイン事務所です。
毎年12月には、過去のカレンダーや、香川さんの原画をならべた展覧会が、ギャラリーたぴおでひらかれていました。
先日、同事務所の竹田博さんが亡くなり
「福村のカレンダーはもう手に入らないのだな」
と、さびしい思いをつのらせていました。
そうしたら、北見に住む義妹が、2008年のカレンダーを送ってきてくれたのです。
びっくりするやら、うれしいやら。
全体の雰囲気は昨年までと変わりません。
下の方に、デザインした人の名前が「香川雪彦」とクレジットされています。
香川さんの親類の方でしょうか。
札幌時計台ギャラリーのものとならんで、この福村書店のカレンダーは、筆者の居間にはなくてはならない存在です。
年末に、心がほんわかしてくるできごとでした。
□福村書店 http://k-mint.okhotsk.or.jp/book/
□北見観光協会の、香川さんの紹介ページ
http://www.kitami-kankou.com/main/rekisi/kagawa/
■2002年のカレンダー展
毎年、独特の素朴な芋版画で知られる香川軍男さんの作品をあしらった1枚もののカレンダーを制作してきました。
香川さんが2002年に亡くなった後も、旧作をスキャンしてカレンダーづくりは続いていました。
図柄は、昔なつかしい石炭ストーブや汽車、あるいは魚など北海道の特産などが中心です。1から31までの数字も、芋版で彫られた、味わい深いものでした。
デザインと制作を毎年手がけてきたのは、たぴおデザイン事務所です。
毎年12月には、過去のカレンダーや、香川さんの原画をならべた展覧会が、ギャラリーたぴおでひらかれていました。
先日、同事務所の竹田博さんが亡くなり
「福村のカレンダーはもう手に入らないのだな」
と、さびしい思いをつのらせていました。
そうしたら、北見に住む義妹が、2008年のカレンダーを送ってきてくれたのです。
びっくりするやら、うれしいやら。
全体の雰囲気は昨年までと変わりません。
下の方に、デザインした人の名前が「香川雪彦」とクレジットされています。
香川さんの親類の方でしょうか。
札幌時計台ギャラリーのものとならんで、この福村書店のカレンダーは、筆者の居間にはなくてはならない存在です。
年末に、心がほんわかしてくるできごとでした。
□福村書店 http://k-mint.okhotsk.or.jp/book/
□北見観光協会の、香川さんの紹介ページ
http://www.kitami-kankou.com/main/rekisi/kagawa/
■2002年のカレンダー展
以前、北見のわりと近くに住んでいたときは
よく行っていて、年末になるとカレンダーが
ほしくて行ってました。
そして、ブックカバーのデザインが何とも言えず
暖かみを感じるものでお気に入りでした。
たしか、グーテンベルグの肖像をあしらったものです。
ほんとに温かみがあるデザインです。
福村書店では香川さんの版画の絵はがきも出版しています。
10年も前の記事ですし、ソースがないのに書き込むのもどうかと思いましたが…。