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福村書店のカレンダー 2008年版

2007年12月28日 23時38分46秒 | 情報・おしらせ
 福村書店は北見でいちばん大きな本屋さんです。
 毎年、独特の素朴な芋版画で知られる香川軍男さんの作品をあしらった1枚もののカレンダーを制作してきました。
 香川さんが2002年に亡くなった後も、旧作をスキャンしてカレンダーづくりは続いていました。
 図柄は、昔なつかしい石炭ストーブや汽車、あるいは魚など北海道の特産などが中心です。1から31までの数字も、芋版で彫られた、味わい深いものでした。

 デザインと制作を毎年手がけてきたのは、たぴおデザイン事務所です。
 毎年12月には、過去のカレンダーや、香川さんの原画をならべた展覧会が、ギャラリーたぴおでひらかれていました。
 先日、同事務所の竹田博さんが亡くなり
「福村のカレンダーはもう手に入らないのだな」
と、さびしい思いをつのらせていました。

 そうしたら、北見に住む義妹が、2008年のカレンダーを送ってきてくれたのです。
 びっくりするやら、うれしいやら。

 全体の雰囲気は昨年までと変わりません。
 下の方に、デザインした人の名前が「香川雪彦」とクレジットされています。
 香川さんの親類の方でしょうか。

 札幌時計台ギャラリーのものとならんで、この福村書店のカレンダーは、筆者の居間にはなくてはならない存在です。
 年末に、心がほんわかしてくるできごとでした。 


□福村書店 http://k-mint.okhotsk.or.jp/book/

□北見観光協会の、香川さんの紹介ページ
http://www.kitami-kankou.com/main/rekisi/kagawa/

2002年のカレンダー展


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も (Hana)
2007-12-29 17:31:00
今年のカレンダーを北見の方から頂きました。
以前、北見のわりと近くに住んでいたときは
よく行っていて、年末になるとカレンダーが
ほしくて行ってました。
そして、ブックカバーのデザインが何とも言えず
暖かみを感じるものでお気に入りでした。
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Hanaさん、こんばんは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2007-12-29 20:21:51
 そうそう、福村書店はブックカバーも香川軍男さんの芋版画なんですよね。
 たしか、グーテンベルグの肖像をあしらったものです。
 ほんとに温かみがあるデザインです。
 福村書店では香川さんの版画の絵はがきも出版しています。
返信する
Unknown (Unknown)
2017-01-15 05:46:14
香川雪彦氏は息子さんですね。
10年も前の記事ですし、ソースがないのに書き込むのもどうかと思いましたが…。
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