秋田武蔵さん（画家、道展会員）死去

　けさ、2014年8月12日の北海道新聞「おくやみ」面に載っていた、札幌市中央区の秋田武蔵さん（86）は、住所から判断して、道展油彩部のベテラン会員の秋田さんと思われます。

　道展の図録によると、秋田さんは1960年に奨励賞を受賞しています。
（ちなみに、35周年記念大賞は宮川魏。受賞者には山田吉泰、川井坦、伊藤隆道、米谷雄平、白江正夫、真柄修一、江川博らの名が見えます）
　62年に新会友となり、65年春季展で会友賞を受賞。66年に会員に推挙されました。

　昭和新山などの風景を、明るい色彩と大まかな筆使いで描いた絵を、毎年道展に出品していました。

　個展、グループ展などでは拝見したことがありません。ただし、パステル画の指導を務め、そのサークルの発表を毎年行っていました。

　このサイトによれば、檜山管内上ノ国町出身とのことです。

　ご冥福をお祈りします。