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2016年8月6日。真夏のギャラリー巡り

2016年08月08日 21時23分56秒 | つれづれ日録
 7月最後の土日は自宅で静養していたため、次の週末の8月6、7日は、是が非でもギャラリー巡りに出かけなくてはいけない。
 雨が降って蒸し暑かった前週とはうって変わって、からりと晴れて、北海道の夏らしい休日となった。

 6日の最高気温は29.8度だった。

 しかし筆者は、午前中は家で雑用をしていた。
 外出したのは昼ごろ。

 バスを「中島公園入口」で降りて、ト・オン・カフェで川村オラ展「鶴、亀、噴水、事件、幽霊」(7日で終了)。不思議な絵画展。

 ここから、新通市場を抜けて旧鎌田志ちやまで歩き、地下之会展
 以前はたぴおで開かれていたグループ展。会場内は暗くておどろおどろしい雰囲気だった。
 6日で終了。

 中心部まで出るのであれば市電に乗るのだが、札幌駅に近い「石の蔵ぎゃらりぃはやし」に行きたかったので、石山通に出てじょうてつバスの停留所へ。
 しかし、札幌駅行きのバスが出たばかりだったので、ダメモトで、南14条まで歩くことにした(ここは、快速が止まるのである)。
 そしたら、目の前で快速バスに発車されてしまった。…orz

 次のバスは8分遅れてきて、ひどく混雑していた。
 近くの座席にすわっている若い男は
「なんだ遅いぞ。信号無視しろ、信号無視。早くしろ、このやろー」
などと独り言を言っている。おっかない。

 南4条のあたりで、ふと後ろの窓から眺めると、バスが2台来ている。
 やれやれ。そのうち1台は快速で、すいており、しかも途中で追い抜かされてしまった。

 ついてない。

 石の蔵では、佐藤一明さんら3人によるストーブ展。
 佐藤さんは木でストーブの造形物を作るという時点で、すでにやってることが逆説的なんだけど、今回は菱野和彦さん、佐藤歩惟さんが加わって、展示にバラエティーさがましていた。この日で終了。

 こんどは、ESTAの札幌駅バスターミナルからジェイアール北海道バス「新札幌駅行き」に乗って、サッポロファクトリーで降車。この区間だと、現金のみ100円で乗れるのだ。

 札幌市民ギャラリーで、中筋純写真展「流転 チェルノブイリ&福島」(~7日)を見た。
 これにはショックを受けた。単なる告発調の写真展ではなく、写真自体が力をもっている。
 思わず、写真集を購入した。

 おなじ会場では、北海道平和美術展もひらかれていたが、申し訳ないけど、中筋さんの写真展にくらべると、アマチュアのたわいのない作品が大半で、写真家1人に負けてるという感じがした。

 ここでようやく地下鉄に乗る気になり、バスセンターから西11丁目へ。

 西11丁目駅近辺で3カ所。
 コンチネンタルギャラリーで衣笠泰介個展。
 自閉症の画家による絵画。蛍光ピンクや金、銀など、とにかく色があざやか。
 NECCOでビオトーブ展。作者の會田千夏さんが在廊していた。
 資料館で大川壽美子書展。6室中5室をつかった、大規模なかな書展。見応えがあった。7日まで。

 西15丁目から市電に乗り、南21西8へ。
 Context-s で丹波シゲユキ展。ハスの花などをモティーフとした白い磁器の美しい世界。7日まで。
 陶芸家のTさんに久しぶりにお会いする。


 ここで「帰る」と、家族にLINEで連絡したら、家人が車で迎えに来ることになった。
 3人で安い回転寿司店へ。せがれは東京でオープンキャンバス。


 というわけで、この日は8カ所。


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