※開催の日付が間違っていたので、訂正しました。すみません。
宮崎むつさんは札幌で抽象画に取り組み、もう20年以上の間、3年に1度というペースをきっちりと守って個展を開いています。
2008年の個展までは、赤や黄色の点々が凝集した、球状星団を思わせる作品を描いていましたが、11年から画風が変わりました。
「叢のささやき」は3枚のキャンバスから成る組作品。絵の具とボールペンの線を重ねてゆき、飛まつは、キャンバスを床に置いて上から絵の具を散らしているとのこと。
深い群青色をたたえた庭に、風のような線と飛まつが散らばります。
これは、宮崎さんのお宅の実際の庭であると同時に、心の庭園ではないかと思います。
何層も重ねた色の深みに、精神の冴えのようなものを感じました。
今回は1984年の旧作「女の顔(端視)」のほかは、2012年以降の作品。
私の庭「小さな森」
種子(同題2点)
森のささやき
私の庭(同題2点)
小さなささやき
なお、宮崎さんは後志管内倶知安町のご出身なので、戦後の道内画壇を代表する存在だった小川原脩さん(故人)らがつくった「麓彩会展」には毎年出しているとのこと(現在、小川原脩記念美術館で開催中)。
「来年は60回の記念なので、ぜひ見に来てください」
2017年10月4日(水)~22日(日)正午~午後7時(最終日~午後5時)、月曜休み
ギャラリーミヤシタ(札幌市中央区南5西20)
■宮崎むつ展(2008)
■宮崎むつ展 (2002、画像なし)
・地下鉄東西線・西18丁目駅から約690メートル、徒歩9分
・市電「西線6条」から約820メートル、徒歩11分。同「西15丁目」から約1キロ、徒歩14分(「西15丁目」電停は、地下鉄東西線「西11丁目」「西18丁目」で乗り継ぎができます)
・ジェイアール北海道バス「53 啓明線」(JR札幌駅、大通西4-西11丁目駅-啓明ターミナル)で「南3条西20丁目」降車、約330メートル、徒歩5分
・ジェイアール北海道バス「51 啓明線」(同)で「南6条西16丁目」降車、約580メートル、徒歩8分
・ジェイアール北海道バス「循環啓55」「循環啓56」「循環啓65」「循環啓66」で「旭山公園通西18丁目」で降車、約650メートル、徒歩9分
宮崎むつさんは札幌で抽象画に取り組み、もう20年以上の間、3年に1度というペースをきっちりと守って個展を開いています。
2008年の個展までは、赤や黄色の点々が凝集した、球状星団を思わせる作品を描いていましたが、11年から画風が変わりました。
「叢のささやき」は3枚のキャンバスから成る組作品。絵の具とボールペンの線を重ねてゆき、飛まつは、キャンバスを床に置いて上から絵の具を散らしているとのこと。
深い群青色をたたえた庭に、風のような線と飛まつが散らばります。
これは、宮崎さんのお宅の実際の庭であると同時に、心の庭園ではないかと思います。
何層も重ねた色の深みに、精神の冴えのようなものを感じました。
今回は1984年の旧作「女の顔(端視)」のほかは、2012年以降の作品。
私の庭「小さな森」
種子(同題2点)
森のささやき
私の庭(同題2点)
小さなささやき
なお、宮崎さんは後志管内倶知安町のご出身なので、戦後の道内画壇を代表する存在だった小川原脩さん(故人)らがつくった「麓彩会展」には毎年出しているとのこと(現在、小川原脩記念美術館で開催中)。
「来年は60回の記念なので、ぜひ見に来てください」
2017年10月4日(水)~22日(日)正午~午後7時(最終日~午後5時)、月曜休み
ギャラリーミヤシタ(札幌市中央区南5西20)
■宮崎むつ展(2008)
■宮崎むつ展 (2002、画像なし)
・地下鉄東西線・西18丁目駅から約690メートル、徒歩9分
・市電「西線6条」から約820メートル、徒歩11分。同「西15丁目」から約1キロ、徒歩14分(「西15丁目」電停は、地下鉄東西線「西11丁目」「西18丁目」で乗り継ぎができます)
・ジェイアール北海道バス「53 啓明線」(JR札幌駅、大通西4-西11丁目駅-啓明ターミナル)で「南3条西20丁目」降車、約330メートル、徒歩5分
・ジェイアール北海道バス「51 啓明線」(同)で「南6条西16丁目」降車、約580メートル、徒歩8分
・ジェイアール北海道バス「循環啓55」「循環啓56」「循環啓65」「循環啓66」で「旭山公園通西18丁目」で降車、約650メートル、徒歩9分