(承前)
上川管内東川町は、町中心部に「開拓百年記念公園」を整備し、1994年にオープンした。
中央に「フローティング・クーゲル」が置かれている。
まったくおなじものは、オホーツク管内置戸町の旧置戸駅前にもある。
その周囲をまるく取り囲むように、5体の彫像が配置されている。
「翔」はそのうちの一つだ。
作者の久保康弘さんについては、ネット検索では、旭川など道北の団体公募展「新ロマン派美術協会」の会員であることぐらいしかわからない。
もう少し調べたら、2010年10月に日本画を描く奥様との2人展を、東川町文化ギャラリーで開催している。
この当時で78歳であった。
作品としてはオーソドックスな裸婦像で、右手をやや遠慮がちに、左手は高く上げて、変化をつけている。
手のポーズが希望を表現しているように、筆者には感じられる。
両脚を前後にずらして動感を表現するのは、この手の彫刻ではよくある手法だ。
じつは、東川町は人口比で彫刻関係者の多いマチらしく、それは松田与一(松田與一)さんら氷彫刻に携わっている人がけっこういるためだが、久保さんと氷彫刻で検索してもまったくヒットしないのが興味深い。
上川管内東川町は、町中心部に「開拓百年記念公園」を整備し、1994年にオープンした。
中央に「フローティング・クーゲル」が置かれている。
まったくおなじものは、オホーツク管内置戸町の旧置戸駅前にもある。
その周囲をまるく取り囲むように、5体の彫像が配置されている。
「翔」はそのうちの一つだ。
作者の久保康弘さんについては、ネット検索では、旭川など道北の団体公募展「新ロマン派美術協会」の会員であることぐらいしかわからない。
もう少し調べたら、2010年10月に日本画を描く奥様との2人展を、東川町文化ギャラリーで開催している。
この当時で78歳であった。
作品としてはオーソドックスな裸婦像で、右手をやや遠慮がちに、左手は高く上げて、変化をつけている。
手のポーズが希望を表現しているように、筆者には感じられる。
両脚を前後にずらして動感を表現するのは、この手の彫刻ではよくある手法だ。
じつは、東川町は人口比で彫刻関係者の多いマチらしく、それは松田与一(松田與一)さんら氷彫刻に携わっている人がけっこういるためだが、久保さんと氷彫刻で検索してもまったくヒットしないのが興味深い。
(この項続く)