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大友堀のあと・札幌つれづれ(2)

2010年07月14日 23時50分25秒 | さっぽろ川あるき
 札幌の中心を南北に貫く創成川。
 明治初期、水運のために掘削された人工河川である。
 この前身となったのが、大友亀太郎が工事を指揮した大友堀である。

 前身とはいうものの、現在のように、茨戸を目がけてほぼまっすぐに北へと流れていたのではなく、途中で東に折れて、伏籠ふしこ川へと注いでいた。
 ちなみに、伏籠川は昔は、いまよりも相当大きな川だったようだ。
 人工の大友堀が伏籠川へと注ぐ地点のあたりに造られたのが、大友公園である。

 じゃあ、現在の創成川と大友公園の間はどうなってんの? と言われると、堀があった往時をしのぶよすがはほとんどない。
 街路の区画整理などがあって、昔の流れをたどることは難しくなっているからだ。
 ただし、道路がへこんでいる地形が、ところどころで見られる。冒頭写真は、「品品法邑」の前の交叉点から南側を望んだ図である。

 時間があったら、もっとじっくり歩いてみたいのだが。 



大友公園


関連ファイル
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