北海道美術ネット別館

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■クリスマス展 (11月24日まで)

2007年11月08日 21時22分42秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 トシをとると、月日がたつのが早くていやになります。
 年賀状が発売され、大通公園でホワイトイルミネーションの準備が行われ、サッポロファクトリーのアトリウムにある大型ツリーが点灯されるなど、もう11月なんだということを実感させるお知らせがつづきますが、北区・藤女子学園のすぐ南側にある小さなギャラリー「ふうせんかずら」では、「クリスマス展」がはじまりました。
 おおいえのりこさん(フェルト)、中村裕子さん(絵織)、渡辺里佳さん(ステンドグラス)、平野英恵さん(陶人形)、船越はる子さん(リース)の5人による企画展です。

 筆者がおとずれたのが初日とあってか店内はお客さんでいっぱい(といっても7、8人ですが)。
 あちこちに、かわいらしい羊や雪だるまがならんでいます。クリスマスらしく、赤い帽子をかぶったものなど、大小何種類かあるようです。
 
 どうも、この羊が、筆者に
「ぼくを連れて帰ってよー」
と目で訴えているようなのです。

 会場にいらした、赤のセクシーなセーターを着た作者のおおいえさんによると、この羊さんは、上川管内美深町の牧場で、みずから羊の毛を刈り、よごれを落として、こしらえたものとのこと。
 白いのや黒いのがあるのは、羊の毛の色そのものなんだそうです。

 いかにも自然な、ふわふわした風合いなのは、そのためなんですね。
 手芸品店で買ったフェルトで作ったものとは、一味ちがいます。

(おおいえさんは、今後も発表の予定があるようなので、末尾のリンク先をチェックしてください)


 中村さんの絵織とは、聞きなれないことばですが、織物のちいさな平面作品で、額に入っています。題材はクリスマスツリーなどです。

 渡辺さんのステンドグラスで気に入ったのは、くまとか、ツリーのかたちに切り抜いた、壁掛け型の作品があったこと。
 ガラス窓に掛けると、きれいですね。


07年11月6日(火)-24日(土)10:30-19:00(日曜-17:00、最終日-16:00)
器と喫茶ふうせんかずら(北区北15西2、プレアデスコーポ15)




 地下鉄南北線北18条駅から徒歩6、7分。
 筆者は、茨戸街道を走る中央バスの「北15東1」から行くことが多いです。徒歩3分。エスタの1ブロック東側、創成川通沿いにあるバス停「鉄道病院前」で待っていると、次々とバスがやってきて、ほぼ全便が「北15東1」もしくは「北15西1」(これだと徒歩2分)に止まります。


□Maaberry(おおいえさんのブログ) http://ivory.ap.teacup.com/maaberry/


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