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地域文化功労者 道内からは3人

2007年11月02日 22時46分23秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞07年10月26日から。

 文化庁は25日、地域の文化振興や文化財保護に貢献した本年度の地域文化功労者14団体、70個人を発表した。道内から舞踊家の能藤玲子さん(76)=札幌市=と彫刻家の松田与一さん(83)=上川管内東川町=、江差追分会副会長の青坂満さん(75)=桧山管内江差町=の3人が選ばれた。(以下略)


 紙面での扱いは毎年すごく小さいのですが、この賞は、同種の賞のなかではかなり重みがあるというか、権威のあるものだと思います。

 しかし、松田与一さんって、どっかで聞いたことがあるけど、展覧会とかを見た記憶ってないなあ…。
 あとのお二人はとても高名ですが。

 ちょっとググってみました。
 シベリア抑留から帰り、農業の傍ら彫刻に取り組んでいたそうで、2004年に北海道文化賞を受賞しています。
 旭川を中心にする公募展「新ロマン派美術協会展」に出品してきたそうです。また、氷彫刻にも取り組み、ドイツ・フランクフルトで腕をふるったこともあったようです。
 創成川のほとりにあった大友亀太郎像も彼の作品です(いまは、創成川アンダーパス工事のあおりで、東区の札幌村郷土記念館に引っ越しているらしいのですが)。大友亀太郎は、札幌の初期の開拓に尽くした人です。
 東川町西7号北27番地には、アトリエ兼展示場の「彫刻の館」があるという情報もあります。でも、東川には何度も行っているのに、ぜんぜん知りませんでした。

http://www.tomatofarm.co.jp/akatonbo_matuda_keireki.htm

 ↑このページはすでにサイトの表紙からはリンクされていませんが、松田さんの略歴が記されています。

 道展の図録によると、道展を退会したのは1997年のことのようです。


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