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2013年4月26日は4カ所 (4)。池田―帯広

2013年04月29日 21時15分52秒 | つれづれ日録
承前)

 陸別を8:20に出た十勝バスは、10:05ごろに池田に到着した。

 (1)でも書いたが、帯広駅前到着は11:14である。
 実は、このバスは帯広駅前が終点ではなく、さらにそこから20分以上かけて帯広市内を西に走り、十勝バス本社まで行くのである。
 それはともかく、さらに1時間近くおなじバスに揺られるのはたまらないので、池田でJR根室線の普通列車に乗り換えることにした。



 池田駅前にあった、ワインオープナーを模した巨大オブジェ。

 駅の向こう側には、ワイン城が見える。
 池田町は、十勝ワインの町として有名なのである。

 さて、列車は10:25発車なので、すこし時間がある。
 駅から徒歩3、4分ほどのところに田園ホールという大きなホールがあるので(バス車窓から見えた)、ちょっとだけ様子を見てみることにした。
 このホールに限らず、池田にはコンクリート打ちっぱなしの建築物が多いように思える。
 あと、これは池田だけではなく、十勝管内はどこも公共建築がやたらと立派である。

 田園ホールの中には入らなかったが、前の広場には野外彫刻が3点あった。後ほど紹介したい。


 池田駅から乗ったディーゼルカーは2輌編成。
 池田が始発で、利別、幕別、札内に停車して、帯広が終着という、運転区間の短い(24.2キロ)列車である。
(なお、筆者が知る範囲で、道内で最も運転区間が短いのは、旭川と近文ちかぶみを往復する朝の列車で、4.0キロ、所要5分しかない。始発駅の次が終点である)




 利別で列車交換。
 駅前は市街地になっていて住宅が立ち並んでいるが、駅裏は牧草地が広がり、堆肥がつんである。
 なお、反対方向の列車は2輌編成で、上の画像ではふつうのディーゼルカーだが、2輌目が国鉄塗装のオレンジ色であった。

 それにしても、帯広まで29分。
 いかにもローカル線のディーゼルカーといった風情で、決して速いわけではない。
 どうして路線バスが1時間近くもかかるのか、不思議で仕方がない。

 幕別の公園では、子どもたちが列車に向かって手を振っていた。
 大きな川辺ではヤナギの木が薄緑に芽吹いていた。
 なんだか、いい感じだなあ。




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