札幌国際芸術祭の入場者目標は30万人と報じられている。
これを正確に数えることがいかに難しいかを書くつもりでいたら、けさ7月30日付の札幌圏版に
「9日間で6万6600人来場 実行委まとめ」
という記事が載っていた。
それによると、
・主要企画展「都市と自然」が開かれている道立近代美術館(中央区)と札幌芸術の森美術館(南区)が計約7200人
・特別展示「センシング・ストリームズ」が開かれ、インフォメーションセンターがある札幌駅前通地下歩行空間が約2万500人
・モエレ沼公園(東区)での開会式は約500人
・開幕日に行われたアイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」(神への祈り)は約千人
・26、27日行われた舞台「CHROMA(クロマ)」は、計約1400人
たしかに、記事に「大入り」とあるとおり、CHROMAはよくお客さんが入っていた。
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)の入場者数なんて、どうやって数えるのだろうか。
通りすがりに作品をチラ見した人まで数えているとはとうてい思えないし、そういう人数も入れたら、たぶんもっと多いだろう。また、作品毎にカウントしているとも考えがたい。おそらく、チ・カ・ホのいちばん北側(さっぽろ駅寄り)にあるインフォメーションセンターの入場者を数えているのではあるまいか。あくまで推測だが。
これに対し、メーンの有料会場は微妙だ。
とくに道立近代美術館は、特別展示室で開かれている徳川美術展が、昨年のシャガール展を上回る好調ぶりで、反対側の国際美術展の展示室がすいているのが目立っている。
好調といっても、まだ3万とか5万人であり、もとより美術館の有料部分だけで30万人も入るはずがない(そんなことをいう奴がいたら、それは単なる言いがかりである)。
世の中には、見る気もないのに「札幌国際芸術祭は失敗」と決め付けたがっているやからがいるので、とりあえずそこそこ人が入っているのは良いことだ。
この中間報告を機に、へー、じゃ見に行ってみようか、という人が少しでも増えることを祈りたい。
これを正確に数えることがいかに難しいかを書くつもりでいたら、けさ7月30日付の札幌圏版に
「9日間で6万6600人来場 実行委まとめ」
という記事が載っていた。
それによると、
・主要企画展「都市と自然」が開かれている道立近代美術館(中央区)と札幌芸術の森美術館(南区)が計約7200人
・特別展示「センシング・ストリームズ」が開かれ、インフォメーションセンターがある札幌駅前通地下歩行空間が約2万500人
・モエレ沼公園(東区)での開会式は約500人
・開幕日に行われたアイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」(神への祈り)は約千人
・26、27日行われた舞台「CHROMA(クロマ)」は、計約1400人
たしかに、記事に「大入り」とあるとおり、CHROMAはよくお客さんが入っていた。
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)の入場者数なんて、どうやって数えるのだろうか。
通りすがりに作品をチラ見した人まで数えているとはとうてい思えないし、そういう人数も入れたら、たぶんもっと多いだろう。また、作品毎にカウントしているとも考えがたい。おそらく、チ・カ・ホのいちばん北側(さっぽろ駅寄り)にあるインフォメーションセンターの入場者を数えているのではあるまいか。あくまで推測だが。
これに対し、メーンの有料会場は微妙だ。
とくに道立近代美術館は、特別展示室で開かれている徳川美術展が、昨年のシャガール展を上回る好調ぶりで、反対側の国際美術展の展示室がすいているのが目立っている。
好調といっても、まだ3万とか5万人であり、もとより美術館の有料部分だけで30万人も入るはずがない(そんなことをいう奴がいたら、それは単なる言いがかりである)。
世の中には、見る気もないのに「札幌国際芸術祭は失敗」と決め付けたがっているやからがいるので、とりあえずそこそこ人が入っているのは良いことだ。
この中間報告を機に、へー、じゃ見に行ってみようか、という人が少しでも増えることを祈りたい。