(承前)
2020年7月10日の斜里行きについての、ブログ記事の6本目。
網走市からオホーツク管内斜里町まで斜里バス「網走線」に乗車しましたが、結論は表題にあるとおりです。
ほんとに、最 高です。
これまで乗ったことのある路線バスで最も車窓風景が美しい
と断言できます。
並走するJR釧網線から眺める車窓風景も美しいですが、斜里バスも負けていません。
筆者は海が見えることを知っていたので左側に乗りましたが、左右どちらに乗っても正解だと思います。
むしろ、海は日本中で見えますが、海沿いに潟湖がはるばると広がる風景というのはほかにあまりありません。
その意味ではむしろ右側(陸地側)のほうがめずらしい景色を楽しめるといえるでしょう。
(十勝や釧路の海沿いにも似たような地形はあるが、国道や線路から長時間眺められるようになっていない)
藻琴湖を過ぎてしばらくすると、国道と釧網線は、濤沸湖の間の細い砂洲のようなところを走ります。
茫漠と広がる湖と原野。
咲き乱れるオレンジのユリと黄色いユリ。
草をのんびりはむ馬たち。
日本にこんなところがあったのか、という驚きと感動がせまってきます。
(ユリは今の時季しか見られないでしょうが)
話はちょっとかわりますが、釧網線の網走―知床斜里間は、駅舎が喫茶店などに利用されている例がなぜだか多い区間です。
なにせ1日7本往復しか列車がないので、自家用車でないと、なかなか訪れにくいのですが…。
画像は北浜駅。
藻琴、北浜を過ぎると、浜小清水(オホーツク管内小清水町)までしばらく夢のような景色が続きます。
画像は、浜小清水郵便局の旧局舎のようです。
浜小清水は、北浜と斜里の間ではほとんど唯一の集落です。
おもしろいのは、浜小清水駅は、鉄道の駅と道の駅を兼ねていること。
さらに、道の駅の横に、アウトドア専門メーカーの「モンベル」のお店があることです。
上川管内東川町でモンベルのショップを見たときも驚きましたが、近くに大雪山などのない浜小清水という立地には、さらにびっくりです。
さて、国道とバスは、浜小清水で右(南)に曲がり、オホーツク海および釧網線から離れたルートを走ることになります。
実は、網走―浜小清水―小清水には網走バスの路線バスが1日5~7往復しており、この路線でもすばらしい車窓風景を楽しむことができると思います。
ここから先は、ジャガイモなどの大畑作地帯がえんえんと続きます。
筆者のように道東に住んでいる人にはありふれた眺めなのですが、道外からの観光客には、斜里岳をバックに広がる田園風景は、湖や原生花園とは違った感動があることでしょう。
2020年7月10日の斜里行きについての、ブログ記事の6本目。
網走市からオホーツク管内斜里町まで斜里バス「網走線」に乗車しましたが、結論は表題にあるとおりです。
ほんとに、最 高です。
これまで乗ったことのある路線バスで最も車窓風景が美しい
と断言できます。
並走するJR釧網線から眺める車窓風景も美しいですが、斜里バスも負けていません。
筆者は海が見えることを知っていたので左側に乗りましたが、左右どちらに乗っても正解だと思います。
むしろ、海は日本中で見えますが、海沿いに潟湖がはるばると広がる風景というのはほかにあまりありません。
その意味ではむしろ右側(陸地側)のほうがめずらしい景色を楽しめるといえるでしょう。
(十勝や釧路の海沿いにも似たような地形はあるが、国道や線路から長時間眺められるようになっていない)
藻琴湖を過ぎてしばらくすると、国道と釧網線は、濤沸湖の間の細い砂洲のようなところを走ります。
茫漠と広がる湖と原野。
咲き乱れるオレンジのユリと黄色いユリ。
草をのんびりはむ馬たち。
日本にこんなところがあったのか、という驚きと感動がせまってきます。
(ユリは今の時季しか見られないでしょうが)
話はちょっとかわりますが、釧網線の網走―知床斜里間は、駅舎が喫茶店などに利用されている例がなぜだか多い区間です。
なにせ1日7本往復しか列車がないので、自家用車でないと、なかなか訪れにくいのですが…。
画像は北浜駅。
藻琴、北浜を過ぎると、浜小清水(オホーツク管内小清水町)までしばらく夢のような景色が続きます。
画像は、浜小清水郵便局の旧局舎のようです。
浜小清水は、北浜と斜里の間ではほとんど唯一の集落です。
おもしろいのは、浜小清水駅は、鉄道の駅と道の駅を兼ねていること。
さらに、道の駅の横に、アウトドア専門メーカーの「モンベル」のお店があることです。
上川管内東川町でモンベルのショップを見たときも驚きましたが、近くに大雪山などのない浜小清水という立地には、さらにびっくりです。
さて、国道とバスは、浜小清水で右(南)に曲がり、オホーツク海および釧網線から離れたルートを走ることになります。
実は、網走―浜小清水―小清水には網走バスの路線バスが1日5~7往復しており、この路線でもすばらしい車窓風景を楽しむことができると思います。
ここから先は、ジャガイモなどの大畑作地帯がえんえんと続きます。
筆者のように道東に住んでいる人にはありふれた眺めなのですが、道外からの観光客には、斜里岳をバックに広がる田園風景は、湖や原生花園とは違った感動があることでしょう。
(この項続く)