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SIAF(サイアフ)ラウンジがオープン

2015年05月04日 06時51分25秒 | 札幌国際芸術祭
 次の札幌国際芸術祭(SIAF)へ向けた活動拠点として、札幌市資料館の中に「SIAFラウンジ」が2015年4月28日、オープンしたというので、ちょっとのぞいてみました。

 場所は、資料館の1階。
 正面玄関を入って右に曲がり、すぐの部屋です。
 昨年の札幌国際芸術祭の期間中もインフォメーションセンターみたいにして使われていたと記憶しています。

 中にはテーブルが5脚置かれ、そのうち一つには、札幌国際芸術祭のドキュメントブックなどが置いてあって自由に読むことができます。
 壁は白く塗られ、左側の壁には、背の低い棚が設置されて、美術関係の本が並んでいます。バウハウス叢書があるのが目立ちます。「さっぽろ文庫」全巻は、これまで2階の休憩コーナーに置かれていたものでしょう。
 道外の美術展のポスターやフライヤーもいくらかありまして、ここで京都のPARASOPHIA(パラソフィア)のフライヤーをゲット。



 もちろん入場は無料で、Wi-Fiも完備、飲み物も持ち込み可、ということです。
 今はまだオープンしたばかりですいており、たとえば、友だちどうし4、5人で集まってちょっとした打ち合わせをしたり、アートについて語り合ったりということをしてもOKだと思われる雰囲気ですが、へんなおじさんとかが居ついたら、どうなるのかな。

 あいている時間は資料館と同じ午前9時~午後7時。
 月曜は原則休館ですが、祝日だと開館し、その翌日が休みになります(したがって、今回の連休の場合は、なんと7日木曜が休みです)。

 公式サイトには、次のようにあります。

この拠点では、今後さまざまな活動を通じて、子どもからお年寄りまで、より多くの市民がSIAFに関心を持ち、理解を深めるきっかけとなる「出合い」と「発見」に満ちた場が創出される予定です。
そして、ここでの取り組みが、SIAFが実施するさまざまな活動の担い手となる人々、アーティストやキュレーター、研究者などの専門家、コーディネーター、市民活動団体、ボランティアスタッフなどを繋ぎ、次回のSIAFに向けて共に考え、学び合う場として機能することで、札幌市内において主体的、自発的な芸術文化活動が生み出されていくことを目指します。


 なお、筆者が行ったときには気づきませんでしたが、2階には「SIAFプロジェクトルーム」というのもあわせて開設されたようです。こちらは、なにかプロジェクトがあるときだけ開けるようです。
 こちらは以前、新渡戸稲造の資料が展示されていた部屋ですね。


□札幌国際芸術祭の関連ページ http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/lounge/



・地下鉄東西線「西11丁目駅」から約290メートル、徒歩4分。「西18丁目駅」から約560メートル、徒歩7分

・じょうてつバス「西11丁目駅前」から約330~390メートル、徒歩5分

・ジェイアール北海道バス、中央バス「教育文化会館前」から約260メートル、徒歩4分
(小樽方面行き都市間高速バス、小樽・手稲方面行き快速・普通のバス、全便が止まります)

・市電「中央区役所前」から約420メートル、徒歩6分。同「西15丁目」から約430メートル、徒歩6分

・ジェイアール北海道バス「51 啓明線」(札幌駅前―北1西4―啓明ターミナル)で「大通西14丁目」降車、約350メートル、徒歩5分


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