2010年8月24日の毎日新聞から。
この記事、他紙では見なかったです。
書き出しが「渡島管内七飯町」ではなく「北海道七飯町」となっているので、全国版の記事だと思われます。
25日朝刊の毎日新聞道内面にも「茶会が開かれた」という記事が掲載されていました。
流政之さんは2004年、道立近代美術館で個展を開いています。
当時札幌にいなかった筆者も時間をやりくりして見に行きました。
美術館の前庭で、かつて世界貿易センタービル前にあって「9・11テロ」では無事だったものの救助作業の過程で取り壊された「雲の庭」の再現作品「雲の庭Jr」を見ていたら、ご本人がすぐそばに立っておられました。
80代とは思えぬ姿勢の良さに、感服しました。
「サムライ」という語は、最近ちょっと流通しすぎているのであまり使いたくないが、流さんこそ、まさにサムライと呼ぶにふさわしい威厳のようなものを漂わせているように思われました。
ところで、下のリンク先で筆者は
「流山温泉にかならず行く」
と書いています。
これは、残念ながら果たせていません。
いまは、むちゃくちゃ遠いところに住んでいるので、実現はいつのことになるやら…。
□Masayuki Nagare official website http://www.nagaremasayuki.com/
□道立近代美術館の関連ページ http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/info/04nanmosa.html
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■流政之「ponsa」
■流政之展(2004年)
この記事、他紙では見なかったです。
書き出しが「渡島管内七飯町」ではなく「北海道七飯町」となっているので、全国版の記事だと思われます。
25日朝刊の毎日新聞道内面にも「茶会が開かれた」という記事が掲載されていました。
裏千家前家元の千玄室さんと彫刻家の流政之さんが24日、北海道七飯町の流山温泉彫刻公園ストーンクレージーの森で、「平和の祈り」と題した茶会を開く。戦時中、同じ海軍航空隊に所属した戦友で、戦後65年の節目として戦死した仲間たちの霊を慰め、世界平和を祈る。
2人はいずれも1923年生まれ。太平洋戦争中、海軍飛行予備士官として土浦海軍航空隊に所属。終戦時、千さんは偵察機に、流さんは戦闘機に搭乗した。戦後は戦争体験を基に、千さんは文化交流による平和実現を訴える「平和の茶会」開催、流さんは戦死したパイロットの鎮魂の意味を込めた作品を制作するなどしてきた。
06年8月、流さんが戦没者への慰霊の思いを込めた彫刻「もどり雲」を同公園に設置したのをきっかけに、除幕式で約50年ぶりに再会を果たしていた。
今年、2人は4年ぶりに再び「もどり雲」の前で再会。流さんが作った石の点茶盤を使い、千さんがお茶をたて、戦友たちの霊を慰める。(以下略。引用ここまで)
流政之さんは2004年、道立近代美術館で個展を開いています。
当時札幌にいなかった筆者も時間をやりくりして見に行きました。
美術館の前庭で、かつて世界貿易センタービル前にあって「9・11テロ」では無事だったものの救助作業の過程で取り壊された「雲の庭」の再現作品「雲の庭Jr」を見ていたら、ご本人がすぐそばに立っておられました。
80代とは思えぬ姿勢の良さに、感服しました。
「サムライ」という語は、最近ちょっと流通しすぎているのであまり使いたくないが、流さんこそ、まさにサムライと呼ぶにふさわしい威厳のようなものを漂わせているように思われました。
ところで、下のリンク先で筆者は
「流山温泉にかならず行く」
と書いています。
これは、残念ながら果たせていません。
いまは、むちゃくちゃ遠いところに住んでいるので、実現はいつのことになるやら…。
□Masayuki Nagare official website http://www.nagaremasayuki.com/
□道立近代美術館の関連ページ http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/info/04nanmosa.html
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■流政之「ponsa」
■流政之展(2004年)