「北方神獣」展が7日から始まります。
北の動物や鳥をテーマとした絵画を集めた展覧会です。
主催は札幌芸術の森美術館。つまり、マスコミが主体となって開いて、何カ所が巡回する、よくあるタイプの展覧会ではありません。
美術館が主体的に企画し、つくりあげた展覧会なのです。
しかも、所蔵品展に題名をつけた、これまたよくあるタイプのものではなく、いろいろなところから作品の貸与を受けています。
これは見なきゃ、ですね!
チラシに掲載されている作品は次の通りです。
福田豊四郎「樹氷」1937年(秋田県立近代美術館蔵)
岩船修三「雪降る」1970年(函館市蔵)
岩橋英遠「北の木たち」1983年(滝川市美術自然史館蔵)
東山魁夷「春を呼ぶ丘」1972年(長谷川真知子美術館蔵)
竹内浩一「誘惑」2007年(作者蔵)
加山又造「鶴舞」1982年(川村記念美術館蔵)
上村松篁「山鹿」1936年(京都市美術館蔵)
西村五雲「白熊」1907年(山種美術館蔵)10月5~24日のみ出品
山口華楊「木精」1976年(同)9月7日~10月4日のみ出品
徳岡神泉「仔鹿」1961年(東京国立近代美術館蔵)9月20日~10月24日のみ出品
須田国太郎「歩む鷲」1940年(同)
神田日勝「馬(絶筆)」1970年(神田日勝記念美術館蔵)
ほかに出品作家として名を連ねているのが
竹内栖鳳、橋本関雪、奥村土牛、上野山清貢、池田遙邨、久本春雄、吉岡堅二、国松登、小川原脩、居串佳一、佐藤太清、鵜川五郎、橋本三郎、今井珠泉、野本醇、小山硬、下田義寛、中野嘉之、西野陽一、河島淳司、猪熊佳子
です。
物故画家が多いですが、日本画あり洋画あり、道内の画家あり中央画壇の画家ありで、バラエティに富んだ人選です。
この展覧会がユニークなのは、割引の種類が多いこと。
一般1000円(前売り・20人以上の団体700円)、高校・大学生600円(同420円)、小・中学生400円(280円)
ですが、
・65歳以上は当日700円(団体560円)
・障がい者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添い一人が無料
・本郷新記念札幌彫刻美術館の半券をお持ちの方は、()内の料金
さらに
・獣割(アニマルワリ)
動物柄の服やアクセサリーを身につけていらした方の当日料金が
一般800円、高校・大学生500円、小・中学生300円
・再割(サイワリ)
前回の半券を持ってくると2度目以降の来館の方は
一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
(アニマルワリ、サイワリは他の割引サービスと併用できません)
おお、なんとリピーターにやさしい制度なんだ。
「あの絵とあの絵が見たいけど、前半と後半で限定出品なのよね。2回行かなきゃ」
という熱心な人にぴったりであります。
また、いつものとおり、野外美術館、佐藤忠良記念子どもアトリエとのお得な共通チケットもあります(当日のみ)。
9月7日(火)~10月24日(日)9:45~5:00(入場~4:30)、会期中無休
・ギャラリーツアー=9月17日(金)、18日(土)、10月1日(金)、2日(土)各日2:00
「子どものための2days」
と題してこんなこともやるそうです。
・ジュニア・チャレンジ・ジャム=9月11日(土)・12日(日)、札幌芸術の森美術館・野外美術館。小中学生は無料。一般700円、高大生420円。
10時~4時、美術館前庭で「ふれあい動物園」も。http://junior-challenge-jam.com
展覧会の趣旨を、パンフレットから引用しておきます。
なお、同時開催として
・森迫暁夫さんの中庭インスタレーション
・コレクション選 舟越保武×舟越桂
・夏秋コレクション:お弁当”Bento”(ミュージアムショップ)
もやっています。
札幌芸術の森は、地下鉄南北線「真駒内」駅ターミナルの2番乗り場から出発する便(おおむね15分間隔)に乗り「札幌芸術の森入口」で降車。(2番の系統のバスという意味ではありません)
駐車場は1日500円
北の動物や鳥をテーマとした絵画を集めた展覧会です。
主催は札幌芸術の森美術館。つまり、マスコミが主体となって開いて、何カ所が巡回する、よくあるタイプの展覧会ではありません。
美術館が主体的に企画し、つくりあげた展覧会なのです。
しかも、所蔵品展に題名をつけた、これまたよくあるタイプのものではなく、いろいろなところから作品の貸与を受けています。
これは見なきゃ、ですね!
チラシに掲載されている作品は次の通りです。
福田豊四郎「樹氷」1937年(秋田県立近代美術館蔵)
岩船修三「雪降る」1970年(函館市蔵)
岩橋英遠「北の木たち」1983年(滝川市美術自然史館蔵)
東山魁夷「春を呼ぶ丘」1972年(長谷川真知子美術館蔵)
竹内浩一「誘惑」2007年(作者蔵)
加山又造「鶴舞」1982年(川村記念美術館蔵)
上村松篁「山鹿」1936年(京都市美術館蔵)
西村五雲「白熊」1907年(山種美術館蔵)10月5~24日のみ出品
山口華楊「木精」1976年(同)9月7日~10月4日のみ出品
徳岡神泉「仔鹿」1961年(東京国立近代美術館蔵)9月20日~10月24日のみ出品
須田国太郎「歩む鷲」1940年(同)
神田日勝「馬(絶筆)」1970年(神田日勝記念美術館蔵)
ほかに出品作家として名を連ねているのが
竹内栖鳳、橋本関雪、奥村土牛、上野山清貢、池田遙邨、久本春雄、吉岡堅二、国松登、小川原脩、居串佳一、佐藤太清、鵜川五郎、橋本三郎、今井珠泉、野本醇、小山硬、下田義寛、中野嘉之、西野陽一、河島淳司、猪熊佳子
です。
物故画家が多いですが、日本画あり洋画あり、道内の画家あり中央画壇の画家ありで、バラエティに富んだ人選です。
この展覧会がユニークなのは、割引の種類が多いこと。
一般1000円(前売り・20人以上の団体700円)、高校・大学生600円(同420円)、小・中学生400円(280円)
ですが、
・65歳以上は当日700円(団体560円)
・障がい者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添い一人が無料
・本郷新記念札幌彫刻美術館の半券をお持ちの方は、()内の料金
さらに
・獣割(アニマルワリ)
動物柄の服やアクセサリーを身につけていらした方の当日料金が
一般800円、高校・大学生500円、小・中学生300円
・再割(サイワリ)
前回の半券を持ってくると2度目以降の来館の方は
一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
(アニマルワリ、サイワリは他の割引サービスと併用できません)
おお、なんとリピーターにやさしい制度なんだ。
「あの絵とあの絵が見たいけど、前半と後半で限定出品なのよね。2回行かなきゃ」
という熱心な人にぴったりであります。
また、いつものとおり、野外美術館、佐藤忠良記念子どもアトリエとのお得な共通チケットもあります(当日のみ)。
9月7日(火)~10月24日(日)9:45~5:00(入場~4:30)、会期中無休
・ギャラリーツアー=9月17日(金)、18日(土)、10月1日(金)、2日(土)各日2:00
「子どものための2days」
と題してこんなこともやるそうです。
・ジュニア・チャレンジ・ジャム=9月11日(土)・12日(日)、札幌芸術の森美術館・野外美術館。小中学生は無料。一般700円、高大生420円。
10時~4時、美術館前庭で「ふれあい動物園」も。http://junior-challenge-jam.com
展覧会の趣旨を、パンフレットから引用しておきます。
凛とし、清冽な眼差しを放つ北方の獣たち。北の自然環境に育まれたその姿形や生態は、今日にいたるまで、多くの画家たちを惹きつけ、彼らの想像力を挑発してきました。
本展覧会では、そうした画家たちの作品約60点を通じて、近・現代の動物表現に見られる北方性や獣性、そこに宿る神性をとらえなおします。
わたしたちが、古来、どのようなまなざしをもって獣たちに近づき、あるいは距離を置き、尊重し、愛し、崇めてきたのか。そして画家たちが、北方という固有の風土を背景に、獣たちの姿にいかに挑み、造形してきたのか。
絵画の上でざわめき立つ、峻厳な北辺の森と、画家たちの想像力。新たな命を吹き込まれた獣たちの姿をご覧ください。
なお、同時開催として
・森迫暁夫さんの中庭インスタレーション
・コレクション選 舟越保武×舟越桂
・夏秋コレクション:お弁当”Bento”(ミュージアムショップ)
もやっています。
札幌芸術の森は、地下鉄南北線「真駒内」駅ターミナルの2番乗り場から出発する便(おおむね15分間隔)に乗り「札幌芸術の森入口」で降車。(2番の系統のバスという意味ではありません)
駐車場は1日500円