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micro.復活写真展 第一週(12月4日終了)

2006年12月05日 00時28分47秒 | 展覧会の紹介-写真
 べつに1度つぶれたわけではないので、厳密に言うと「復活」というのはちょっとちがうんではないかと思うのですが、ま、いっか。
 12月で取り壊されるはずだった「micro.」が、4月末までつづくことになったのを記念してひらかれた写真展。イラストレーションの展示も。
 参加者は…

浅野久男ウリュウユウキ廣島経明、CAOLI、秋元麻美、荻野昌崇、河野惠子、山岸せいじ、大野文寛、佐藤高雄、原田玄輝、黒森絵美、黒澤智博、鈴木絢子、加藤真也Ryosuke FUKUkou.、吉田洋能、Mayu Namerikawa、伊藤也寸志、氏家幸愛、石川ひとcorona

 あ”-。リンク貼るの、つかれたあ。

 加藤真也君。
 やっぱ天才だと思う。
 クモの糸みたいなのを写真と写真の間にわたしてた小細工は好き嫌いわかれるだろうけど、1枚1枚の写真の訴求力はすごい。
 灰皿を撮ったスナップもきまってる。
 東京へ行ってもお元気で。

 鈴木絢子さん。
 ファイルを見る。
 はじめのほうの、新宿・歌舞伎町の、猥雑というかホットな感じの写真群(とくに、家電店のカセットテレコ売り場で男性がしゃがんでいる1枚がおもしろい)と、そのあとの、アパートのドアや、植え込みなどが写った写真のチルアウトした感じの対比が良いと思った。
 最後の京都の写真はピンボケが多い。このピンボケは「わざと」やったというより、失敗ぽく見えてしまうのがざんねん。

 伊藤さん。
 モノクロ18枚。
 夕張や定山渓のさびれた風景。
 こういう景色をさがしてくるのがほんとにうまいなあ。
 しみじみとした情感と、荒涼さとがこもってます。

 coronaさん。
 階段の途中に展示してある、micro.そのものを被写体とした写真。
 コニカのネガフィルムのASA200(もちろんすでに製造中止)で撮ったせいか、色調に独特の温かみを感じます。
 クレヨン(色えんぴつ?)をとらえた1枚など、ポップでカラフル、でも派手じゃない。

 山岸さんは、先日のギャラリー門馬アネックスでのグループ展とおなじ作品。
 ウリュウさんは、岩見沢でのグループ展とおなじ。モノクロ銀塩へのこだわりを感じます。

 第2週は6-11日に開催。
 第3週を、13-18日にひらくことも決まっているそうです。

11月27日(月)-12月4日(月)13:00-22:00
micro.(中央区南5東3)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sam)
2006-12-05 03:47:44
ご来場ありがとうございました。
トラバまでしていただいて
6日からは第2週ということで、
また、装い新たにやっていきます
遊びにきてください。
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Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-12-06 04:38:09
たのしい写真展、どうもです。
第2週も行きますよ。
ところで、ずいぶん夜更かしというか、早起きなんですね。
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Unknown (イイイイイ)
2006-12-07 00:20:16
ども、TBとコメントありがとうございます!
6日深夜も搬入が遅くなりsam君に夜更かしさせてしまいました。
というかヤナイさんもとんでもない時間にコメントしてますね・・・。
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Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-12-07 20:51:53
 イイイイイさん、コメント&トラバ返し、どうもです。
 じつは5日の晩は早くねてしまい、6日の早朝目がさめてしまったというわけなのです。
 もう初老ですから、無理な夜更かしはできないのじゃ。
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