地下鉄東西線を円山公園駅で降りて、ギャラリー門馬へ行くべくバス停に向かったら、バスは出た直後。つぎのバスは20分以上来ない。
そもそも、円山公園から啓明・旭ヶ丘方面への便は1時間に5本ほどあるのだが、11分間に3本ある時間もある一方で、このようにやたらと間隔のあいている時間帯もある。ジェイアール北海道バスは平準化を図ってほしいと切に思う。
ギャラリー門馬では、KさんとOさんにおいしい珈琲をふるまわれ、亡くなった門馬よ宇子さんの思い出話。
Kさんが若いころ、札幌の北1条通(知事公館前)を描いた油絵が展示されていた。筆者と門馬さんは大通小学校、Kさんは桑園小学校。むかしの北1条通の話にも花が咲いた。
旭ヶ丘高校前のバス停に行くと、やっぱり20分近くバスがない。
やれやれと思って、坂を下り、環状通に出たら、そこにバスがいた。
道銀支店前から、南9西22のバス停(ロイヤルホスト前)まで全力疾走したが、バスは行ってしまった…。
ここでも、つぎのバスは20分以上来ない。
アタマにきて、円山公園駅までてくてくとあるいた。
それにしても、これほど交通機関で運の悪い日はめずらしい。
東西線と南北線を乗り継ぎ、つぎはtemporary spaceに。
個展のことは、別エントリに書いた。
ここでも、Nさんに、とびきりおいしい珈琲をいただく。
「界川(さかいがわ)の水で入れたんだよ」
とNさんニヤリ。
その1杯に、川への深い思いがこめられていた。
夜遅く仕事を終え、澄川駅で、家に帰るという電話をすると、雨はだいじょうぶか-という、意外な家人のことば。
ところが、バスで10分ほどの自宅の周辺では、路面が雨でぬれているのだった。
これほど近い距離でも、天候はちがっているのだなと、あらためておどろいた。
ミャンマー情勢緊迫。
日本人ジャーナリストは、ミャンマーの兵に至近距離で狙撃されていた。
ひどいものだと思うが、新聞の国際面の片隅には、イスラエルがガザに越境攻撃を行い、民間人を含む11人が殺害されたという短い記事が。
ふだん平穏な国で騒ぎが起きると大きく報道されるが、暴力が日常化している地域でくりかえされている残虐な行為は、あまり顧みられることもない。
この非対称性。
どう考えたらいいのか。