1週間前の1月9日、このblogのアクセスが急に増えたのは、soramiさんによると、筆者が10月に、北海道新聞を引用するかたちで書いた「夕張市美術館、閉館へ」のエントリに、Yahoo!ニュースからリンクがはられていたためだそうです。
そのニュースとは、おそらく下のものと思われます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070109-00000012-mai-soci
この毎日新聞の記事は、わるくないのだけれど、じつは昨年の暮れに朝日がまったくおなじ主旨のものを書いてるんですよね。
苦境の夕張、美術館もピンチ 閉館決まると空調ストップ(朝日新聞) - goo ニュース
総務省の役人なら「じゃあ、売れよ」って言うんじゃないでしょうかね…。
市職員は半数が辞めるそうですから、市役所のスペースもかなり空きそう。そこに作品を持ちこめば、極端な寒さはしのげるんじゃないでしょうか。
しかし、全作品を今後も抱え込むことがほんとにいいのかどうかは、考えたほうがいいような気もします。
もし作品を劣化させるぐらいだったら、いさぎよく売却・寄贈して、手放してほしい。
美術品に罪はありません。
(この項つづく)
そのニュースとは、おそらく下のものと思われます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070109-00000012-mai-soci
この毎日新聞の記事は、わるくないのだけれど、じつは昨年の暮れに朝日がまったくおなじ主旨のものを書いてるんですよね。
苦境の夕張、美術館もピンチ 閉館決まると空調ストップ(朝日新聞) - goo ニュース
財政破綻した夕張市の市美術館の収蔵品が、苦境に立たされている。財政再建のため来年3月に閉館予定だが、同館としては作品を地元に残すためにも存続させたい考え。閉館すると温度や湿度の管理ができなくなり作品にカビやゆがみが生じる。美術館側は事業規模を大幅に縮小したうえで存続が図れないか知恵をひねっている。
夕張市美術館は79年2月に開館。道内の市立美術館では網走に次ぐ歴史を持つ。収蔵品は絵画、彫像など約1000点で、炭鉱全盛期に市内外の各炭鉱で盛んだった絵画サークルから誕生した炭鉱画家の作品を多く集めているのが特徴だ。
年間の入館料収入は20~25万円だが、維持管理費は電気代だけで250万円。運営継続は難しいとされ、購入作品の売却や寄贈品の返還なども検討された。美術館では、売れば数千万円になる可能性もあるとみている。
だが、美術館側には「市民の文化財産を散逸させたくない」との考えが強く、市民によるNPO法人の設立などで受け入れ先ができるまで、何とか自主管理しようと策を練っている。(以下略)
総務省の役人なら「じゃあ、売れよ」って言うんじゃないでしょうかね…。
市職員は半数が辞めるそうですから、市役所のスペースもかなり空きそう。そこに作品を持ちこめば、極端な寒さはしのげるんじゃないでしょうか。
しかし、全作品を今後も抱え込むことがほんとにいいのかどうかは、考えたほうがいいような気もします。
もし作品を劣化させるぐらいだったら、いさぎよく売却・寄贈して、手放してほしい。
美術品に罪はありません。
(この項つづく)