![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/5b/ebb98e7849f03af73a90c62315cbc799.jpg)
工藤悦子さんは、札幌時計台ギャラリーで隔年で個展を開くのが基本ペースで、今回のように続くのは珍しい。
で、案内状の絵が、西2丁目通からガラス越しに見えるように、イーゼルに掛けて展示してあって、今回は青系が中心なのかと思ってビルのロビーの展示会場に入ってみたら、これまでと同様、暖色系がメーンだった。
10点ほどが展示されている。
完全にホワイトバランスを間違って青っぽくなってしまった失敗写真。
2010年の個展で見たときと何が異なるかというと、画面中央の近くに、青系の帯のような模様が入っていること。
画面をシャープに引き締めている。
工藤さんの絵は、強いて分類すれば抽象画ということになるのだろうが、花そのものを描写しているというよりは、花が持つ生命感やエネルギーのようなものを、独特の画面に昇華させているといえるだろう。
その画面を支えているのは、非常に丹念に処理されたマチエール(画肌)。絵の具を削っては加え…の繰り返しから生まれた、凹凸ある画肌は、堅牢さともろさが同居したような独特の様相を見せる。これは、写真ではどうにも表現しづらいので、見たことのない方はどうか会場に足を運んでください。
工藤さんは江別在住。主体美術と新道展の各会員。
2013年8月19日(月)~9月8日(日)午前9時~午後6時(土日~4時、最終日~3時)
STV北2条ビル エントランスアート(中央区北2西2)
関連記事へのリンク
■工藤悦子個展 -悠久の華- (2010年)
■工藤悦子個展-悠久の華- (2008年)
■07→08展
■06年の個展
■04年の個展
■02年の個展
■01年の主体美術8人展
■00-01展(2000年末)
で、案内状の絵が、西2丁目通からガラス越しに見えるように、イーゼルに掛けて展示してあって、今回は青系が中心なのかと思ってビルのロビーの展示会場に入ってみたら、これまでと同様、暖色系がメーンだった。
10点ほどが展示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/c9/a67c2051cb3ae11614fce6d59d06f2f3.jpg)
2010年の個展で見たときと何が異なるかというと、画面中央の近くに、青系の帯のような模様が入っていること。
画面をシャープに引き締めている。
工藤さんの絵は、強いて分類すれば抽象画ということになるのだろうが、花そのものを描写しているというよりは、花が持つ生命感やエネルギーのようなものを、独特の画面に昇華させているといえるだろう。
その画面を支えているのは、非常に丹念に処理されたマチエール(画肌)。絵の具を削っては加え…の繰り返しから生まれた、凹凸ある画肌は、堅牢さともろさが同居したような独特の様相を見せる。これは、写真ではどうにも表現しづらいので、見たことのない方はどうか会場に足を運んでください。
工藤さんは江別在住。主体美術と新道展の各会員。
2013年8月19日(月)~9月8日(日)午前9時~午後6時(土日~4時、最終日~3時)
STV北2条ビル エントランスアート(中央区北2西2)
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■工藤悦子個展 -悠久の華- (2010年)
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