まったくどうでもいい話ですみません。
札幌在住時代はたまに小河川やその痕跡をさぐって散歩していましたが、北見でも先日、やってしまいました。
とはいっても、それが目的の散歩ではなく、歩いていたらたまたま気がついた、という話。
北見は札幌に比べると小河川が少ないように思います。
常呂川と無加川という大きな川の合流する盆地にできたマチの割には。
この小町川は、昔は北見市の中心部を流れていましたが、たびたび洪水を起こしたため、1970年代以降、流路を大幅に変更させられました。
街中から外れたところに広い水路を掘ったのです。
撮影地点は、下の地図の中心部分である。
ちなみに、地図で「やなぎ歯科」と、南北に走る道路の間にわずかなすき間があるが、これも昔の川の跡。いまは単なる空き地。
さらに、その南北の道路から東南東に走る細い道があるが、これもかつての小町川の跡につくられた遊歩道である。
その川の跡を背にして立つ石碑。
このあたりは、屯田兵の本拠地であったらしい。
川べりの家々を、反対側から見た。
こういう古い家は、北見には実に少ない。
小樽や旭川を歩くと、古い家を眺めるのが楽しいのだが、北見は戦後急速に発展した都市であるため、そういう楽しみはほとんどない。