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冬の小樽(2) 水天宮へ

2006年03月14日 00時13分38秒 | つれづれ写真録
 花園の繁華街(あまり繁華じゃないけど)から水天宮へと上る。

    

    

 この坂を下りれば、観光客の多い堺町通りや運河沿いに出る。
 筆者の記憶では、大島渚の「少年」にこの坂が出てきた。 
    

 堺小学校。
 かつてここの体育館で芥川龍之介が講演をしている。
 若き日の伊藤整がそれを聞いており、そのときの印象が「幽鬼の街」にとりいれられている。
    

 それにしてもこの冬の小樽は、いつにもまして雪が多かった。
 サンモール一番街のアーケードだが、どうして屋根の下にこんなに雪が積もるのだろう。
    

 これでは車は通れない。
    
    


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小樽 (Juni)
2006-03-14 16:03:54
小樽はいい雰囲気の街ですよね。ちょっと旅行気分にひたりたいときに、ふらっと列車で行きます。去年の夏、運河付近を散策していたら、そこかしこからジンギスカンのにおいがして、ちょっとうんざりしました。ブームのせいでしょうかね。

水天宮から港の景色を見るには冬のほうが良いですね。夏は木々が邪魔してあまり見えなかったように思います。境内の左手側にものすごく古いけど、ちょっと変わった家があったように思います。雪でつぶれなかったかなあ。(ここの写真の家じゃないですよね?)

古い建築物を見て歩くのが大好きですが、住みたいとは思いません・・・・。寒そうだし。

それにしても雪がすごいですが、これは何月の小樽かしら?3月じゃないですよね。
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Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-03-14 16:58:46
Juniさんおひさしぶりです。

これは1月の写真です。

境内は深い雪に埋もれていて、港の景色どころじゃありませんでした。

坂の左側の木造家屋、わたしも記憶にあるのですが、今回は見当たりませんでした。壊れたのかなあ、もったいない。
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運河埋め立て計画 (エゾ三毛猫)
2006-03-15 04:33:23
があったのは、もう何年前でしょうか。

市民の存続運動の末、今の状態がありますが、

もし埋め立ててたら観光客がこれほど来てたかなあ?



映画「花火 天国の本屋」では、小樽が天国になってます。

地元の風景を知っていると、格別の味わいがあります。
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小樽運河戦争 (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-03-15 23:41:50
 1976年から79年にかけてです。

 保存派からすると、あの結末は「敗北」だったかもしれません。



 国道5号以外に、小樽を縦断する道路がもしなかったら、小樽の交通はパンクしていたのは、間違いないでしょう。車に乗る人の立場からすれば、いまの臨港線は絶対必要だったでしょうね。でも、自動車に頼り過ぎない私たちのライフスタイルというものが問われているのではないかと、鉄ちゃんのわたしなんかは思いますけどね。
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