札幌在住の版画家、矢崎勝美さんの個展。札幌時計台ギャラリーではほとんど毎年この時季に開いており、30回以上に上る。おそらく、同ギャラリーでもトップの回数であろう。
韓国やパリで個展を開催しているし、海外の版画ビエンナーレで審査員を務めたこともある。海外と道内の版画家による大型グループ展「アジア・プリント・アドベンチャー」でも主導的な役割を果たすなど、長きにわたって活動してきた。
作品は、少なくても1990年代半ばから変わっていない。
オフセット印刷された紙にエアブラシなどで線や形を描き込み、宇宙的なスケール感のある空間を表現したモノタイプの「COSMOS」シリーズだ。
白い光芒は遠い星の光を思わせる。
今回は、九つの正方形で1点とした作品が多い。
別々の作品をあわせたものもあれば、もともと1点だったものを9等分して切断したものもあるという。
目を引くのは、作品の中やマット部分に、押し葉があしらわれていることと、赤い点が随所に打たれていること。
赤い点は、レノボのパソコンのマウスポイントみたいに見える。
矢崎さんに聞くと
「オレが宇宙空間をさまよってるのさ」
と笑っていた。
ちなみに、矢崎さんと雑談していたら、地下鉄の広告ポスターなどでよく見かける北星学園大のマークが、矢崎さんのデザインしたものということが判明。このことをブログで書いてほしそうだったので、記しておきます。
あと、「誰かに、葬儀場に自分の作品が飾られてあると言われたんだよなあ」とボヤいていました。矢崎さんは今年で72歳。まだまだがんばってもらいたいものです。
2012年9月10日(月)~15日(土)10am~6pm(最終日~5pm)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)
□サイト
■矢崎勝美展 COSMOSシリーズ(2009年)
■さいとうgallery企画 第15回夏まつり「星・star」展(2009年7月、画像なし)
■ギャラリー山の手を彩った作品展 III (2009年3月、画像なし)
■矢崎勝美展「COSMOS」 (2008年)
■出会+再会’07展(07年10月、画像なし)
■矢崎勝美展 COSMOS(07年9月)
■06年の個展
■03年11月の個展
■03年9月の個展
■02年の個展(画像なし)
■01年の個展
韓国やパリで個展を開催しているし、海外の版画ビエンナーレで審査員を務めたこともある。海外と道内の版画家による大型グループ展「アジア・プリント・アドベンチャー」でも主導的な役割を果たすなど、長きにわたって活動してきた。
作品は、少なくても1990年代半ばから変わっていない。
オフセット印刷された紙にエアブラシなどで線や形を描き込み、宇宙的なスケール感のある空間を表現したモノタイプの「COSMOS」シリーズだ。
白い光芒は遠い星の光を思わせる。
今回は、九つの正方形で1点とした作品が多い。
別々の作品をあわせたものもあれば、もともと1点だったものを9等分して切断したものもあるという。
目を引くのは、作品の中やマット部分に、押し葉があしらわれていることと、赤い点が随所に打たれていること。
赤い点は、レノボのパソコンのマウスポイントみたいに見える。
矢崎さんに聞くと
「オレが宇宙空間をさまよってるのさ」
と笑っていた。
ちなみに、矢崎さんと雑談していたら、地下鉄の広告ポスターなどでよく見かける北星学園大のマークが、矢崎さんのデザインしたものということが判明。このことをブログで書いてほしそうだったので、記しておきます。
あと、「誰かに、葬儀場に自分の作品が飾られてあると言われたんだよなあ」とボヤいていました。矢崎さんは今年で72歳。まだまだがんばってもらいたいものです。
2012年9月10日(月)~15日(土)10am~6pm(最終日~5pm)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)
□サイト
■矢崎勝美展 COSMOSシリーズ(2009年)
■さいとうgallery企画 第15回夏まつり「星・star」展(2009年7月、画像なし)
■ギャラリー山の手を彩った作品展 III (2009年3月、画像なし)
■矢崎勝美展「COSMOS」 (2008年)
■出会+再会’07展(07年10月、画像なし)
■矢崎勝美展 COSMOS(07年9月)
■06年の個展
■03年11月の個展
■03年9月の個展
■02年の個展(画像なし)
■01年の個展