北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

胆振管内白老町社台→虎杖浜 2023年10月7日その11

2023年11月09日 09時39分11秒 | つれづれ日録
(承前)

 白老町内の海沿いで最も東側に位置する社台地区での鑑賞を終えて、町内で最も西側の虎杖浜地区へ。

 社台→白老→虎杖浜(あるいはその逆)の順番に訪れたほうが、移動に要する時間が少なくて済みそうですが、公共交通機関を利用した場合、これ以外のスケジュールは不可能なのです。

 
 ただ、社台地区では1時間あまりしか日程がとれず、あわただしい鑑賞になってしまいました。

 旧社台小学校から社台駅までは徒歩で10分以上かかります。
 もし、白老市街地からバスではなく列車で社台に向かっていたら、社台地区の会場を2カ所とも回るのはかなり困難だったことでしょう。

 普通列車は社台を午後1時55分発。
 苫小牧から社台、白老、虎杖浜、登別を経て、東室蘭方面へ向かう電車です。
 
 JR室蘭線・苫小牧―室蘭間は、電化区間にもかからず、普通列車のほとんどがディーゼルカーで運行されていましたが、今年5月に最新鋭の737系電車が投入されました。
 1輛の端から端まで続くロングシートです。
 従来のボックスシートのような旅情はありませんが、なんといっても速いし、乗り心地は快適で、こういう変化は歓迎したいところです。

 列車は20分かけて、虎杖浜へ。
 この地区は温泉と水産加工で知られ、タラコなどを売るお店がたくさん並んでいます。
  
 虎杖浜駅はもちろん無人駅で、駅舎の形状は社台駅とうり二つです。

 駅前から国道までのびる通りは、太陽光発電のパネルが並び、シャッターをおろしたままの家電店がありました。
 
 まっすぐ歩いて国道を渡り、海沿いの道路を目指します。

 この道路沿いに並ぶ廃屋や工場などの壁に、白老地区で撮影された古いモノクロ写真が何枚も大きく引き延ばされてプリントされているのです。
 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。