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遠軽から丸瀬布へ オホーツク小さな旅(73)

2013年06月13日 22時29分31秒 | つれづれ日録
(承前)

 5月29日の続き。

 筆者は、旅先で本屋さんをのぞくのが好きである。
 文庫本を買って、その店オリジナルのカバーをかけてもらったりすると、うれしさ倍増である。

 遠軽には計文堂という書店がある。
 岩波文庫こそ置いていないが、まずまずの品揃え。光文社古典新訳文庫のフロイト「人はなぜ戦争をするのか」を1冊購入した。

 目抜き通りは、シャッターを閉じたままの店が多い。歩行者はあまりいない。
 ただし、やたらと人が集まっている一角があり、苗などを販売していた。


 遠軽駅に戻ると、すでに改札が始まっていた。
 10:18発の快速「きたみ」に乗るのだ。



 快速といっても1輌のディーゼルカーである。
 北見と旭川を1日1往復している。
 特急とさほど所要時間が変わらない。しかしこれは、快速きたみが速いというより、特急が遅いせいではないかと思う。



 快速であるので、瀬戸瀬は通過。



 車窓からは美しい新緑の山々が望まれる。

 もうひとつ、車窓から見えるのは、自動車専用道路の建設現場だ。



 この道路は現在、丸瀬布まで開通している。

 丸瀬布―瀬戸瀬の開通を目指して工事が進んでいるのだ。続く瀬戸瀬―遠軽間も遠からず完成するだろう。
 その先の湧別、紋別までは、いつになるかわからないが…。


 18分後、つぎの停車駅である丸瀬布に着いた。




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