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遅くなりましたが、画像だけをアップして放置していたので、簡単に紹介しておきます。
手短にいうと、本郷新記念札幌彫刻美術館の前庭で、彫刻家や高校生チームなどが雪像を公開制作するもの。完成後はわずか3日間の展示ですが、さっぽろ雪まつりとはひと味異なる、造形力の高い作品が並びます。
冒頭画像、左は佐々木仁美「繋ぐ」。
右は北海道芸術デザイン専門学校「凍解―いてどけ―」。
奥は清水宏章「Phantom」。
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児玉陽美「ぺんぎん」
児玉さんは絵画、彫刻など多分野で制作する若手です。ペンギンがたくさんいて、にぎやか。
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野村裕之「穴のあいた家 ~雪がすべてをキレイにしていく」
野村さんは、空知管内長沼町にアトリエを構える彫刻家。最近は「家」というモティーフを中心に、制作を展開しています。
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札幌平岸高等学校「風と水」
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ところで、作品の周囲にたくさんのあかりが点在しているのが見えると思います。
これは、当日、照明デザイナーの遠藤香織さんとともにLEDライトやキャンドルで雪と光の風景をつくるワークショップが行われたため。
筆者もひとつ置いてきました。
遠藤さんは道教大出身で、久野志乃さんといっしょに2人展を大同ギャラリーで開いたこともあります(←古い…)。
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昨年、ギャラリー創で、いすをモティーフにした版画の個展を開いた若手の大泉さん。
今回の雪像は、そのいすを、立体に開いたような形状をしています。
大泉さんの作品を見ていると、向こうから満月が上ってきました。
冬の満月。凍てつくようです。
2016年1月22日(金)~24日(日)午前10:00~午後6:00
本郷新記念札幌彫刻美術館 本館前庭(札幌市中央区宮の森4の12)
■さっぽろ雪像彫刻祭2015
■さっぽろ雪像彫刻展 (2014)
■札幌雪像彫刻 (2010)