北海道新聞の9月1日小樽後志版から。
都通は、札幌で言えば狸小路に該当しそうな、歴史のあるアーケード街ですが、近年は地方都市の例に漏れず、あまり人通りが多いとはいえません。やはり、築港地区にできた大型ショッピングセンターにおされ、都通の核店舗となっていた丸井今井が閉店してしまったことなどが影響していると思います。むかしは、北海ホテルとかニューギンザデパートとか、いろいろあったんですけどねえ。
今回の催しは、道内各都市にブランチを持つ地元大手の広告代理店が仕掛けているようですが、なんにせよ、中心街には元気を取り戻してもらいたいです。
そもそも行政が築港地区再開発を認めたことが間違いの始まりであり、なんで行政の失敗の尻ぬぐいを地元の民間でやらなあかんのか、という気はしますが、それはそれとして…。
「芸術の秋、中心商店街をアート一色に!」。小樽都通り商店街振興組合などの実行委は17日から24日までの8日間、都通り全体を使った「第1回アートストリートin都通り」を開催する。似顔絵や垂れ幕デザインのコンテストを市民から募集して展示したり、ショーウインドーを絵画で埋め尽くし、「芸術の街・小樽」を盛り上げていく。
市民参加型のコンテストは3つ。誰もが知る著名人の「似顔絵コンテスト」(A3判以内)は金賞1万円、銀賞5千円、銅賞3千円。申込書とともに14日までに応募すると、イベント期間中展示される。審査員は買い物客で、気に入った似顔絵にシールを張り、最も多い作品が金賞に輝く。
都通りの「垂れ幕デザインコンテスト」は大賞5万円。11日までに申込書を、16日までに縦51.5センチ、横36.4センチ以内のデザインを提出する。大賞作品は来春、都通りのアーケード上部に設置する予定。
両コンテストの作品応募先は「ふれあいプラザ」、作品の展示は手芸用品店「ぎんざ」前で。審査発表は最終日の24日午後1時から。
「都通りフォトコンテスト」も開催。14-16日に同通りで開催する「秋の収穫祭」、15日の福祉イベント「あそびんピック」の光景をデジタルカメラや携帯電話などで撮影。最大2L判の写真を「フォート商会」に持参する。写真は期間中、同店前に展示される。先着100人に限り、プリント代をサービスする。
また、店舗の窓を即席の美術館にする「ショーウインドーアート展」、市民が絵画や彫刻、手芸などの作品を販売する「のみの市」(23、24日)も開催する。
実行委は「芸術に気軽に親しむ機会を設け、芸術都市としての底上げを図っていきたい」とし、継続的なイベントに育てていく意気込みだ。問い合わせは実行委の北日本広告社へ。
都通は、札幌で言えば狸小路に該当しそうな、歴史のあるアーケード街ですが、近年は地方都市の例に漏れず、あまり人通りが多いとはいえません。やはり、築港地区にできた大型ショッピングセンターにおされ、都通の核店舗となっていた丸井今井が閉店してしまったことなどが影響していると思います。むかしは、北海ホテルとかニューギンザデパートとか、いろいろあったんですけどねえ。
今回の催しは、道内各都市にブランチを持つ地元大手の広告代理店が仕掛けているようですが、なんにせよ、中心街には元気を取り戻してもらいたいです。
そもそも行政が築港地区再開発を認めたことが間違いの始まりであり、なんで行政の失敗の尻ぬぐいを地元の民間でやらなあかんのか、という気はしますが、それはそれとして…。