(承前)
みなさんは耳にしたことがないだろうか。
米国は訴訟社会だから、へたに「Sorry」と言うと不利になるので、内心は悪いと思っていても絶対口にはしない-という話を。
今回筆者がサンフランシスコに数日滞在したかぎりでは、これは大嘘であった。
歩道や通路で人にぶつかりそうになったとき、男性も女性もすぐ口をついてでるのが
“Sorry”
“Excuse,me.”
というあいさつであった。
日本での
「すいません」
に似ている。でも、日本人が日本ですいませんと言うよりも、かなり高い確率で、サンフランシスコ人は
“Sorry”
“Excuse,me.”
と口に出しているというのが実感だ。
筆者も日本では、ぶつかったらひとことわびるけれど、たとえばちょっとエレベーターの中でぶつかりそうになったぐらいでは黙っていると思う。
カフェでは、
“Hi”“Hello”
とお店の人とあいさつするし。
「あいさつをたいせつに」
という標語は、日本でよくきかれるけれど、どうも日本人はだまーってることが多いんじゃないだろうか。まあ、たぶんシャイなんだろうけど。
おかげさまで、到着した日にくらべると、
“Sorry”
とすぐに言えるようになったと思う。
或るときも、お店の中で、通路でビジネスマンふうの男性とはちあわせたので
“Sorry”
と言ったら相手は黙っている。
まもなく彼のケータイが鳴って
「どうもお世話さまです。…えー、あれ送っちゃったんですか? 完全にアウトですねー」
などと、日本語で仕事の話を始めた。
だれもじぶんの話してることが分かってないと思ってるんだろうなあ。
また或る日、ホテルのエレベーターで会った老夫婦に
“Good morning”
とあいさつしたら
“Bon jour”
と返されてしまった。
まあ、いいけど。
そういえば筆者は以前、札幌の大丸藤井セントラルのエレベーターで、途中の階で乗ってこようとした西洋人の男性に
“Upstairs,OK?”
と注意を促したら
「上ですか」
と返されたことがあった。
(この項続く)
みなさんは耳にしたことがないだろうか。
米国は訴訟社会だから、へたに「Sorry」と言うと不利になるので、内心は悪いと思っていても絶対口にはしない-という話を。
今回筆者がサンフランシスコに数日滞在したかぎりでは、これは大嘘であった。
歩道や通路で人にぶつかりそうになったとき、男性も女性もすぐ口をついてでるのが
“Sorry”
“Excuse,me.”
というあいさつであった。
日本での
「すいません」
に似ている。でも、日本人が日本ですいませんと言うよりも、かなり高い確率で、サンフランシスコ人は
“Sorry”
“Excuse,me.”
と口に出しているというのが実感だ。
筆者も日本では、ぶつかったらひとことわびるけれど、たとえばちょっとエレベーターの中でぶつかりそうになったぐらいでは黙っていると思う。
カフェでは、
“Hi”“Hello”
とお店の人とあいさつするし。
「あいさつをたいせつに」
という標語は、日本でよくきかれるけれど、どうも日本人はだまーってることが多いんじゃないだろうか。まあ、たぶんシャイなんだろうけど。
おかげさまで、到着した日にくらべると、
“Sorry”
とすぐに言えるようになったと思う。
或るときも、お店の中で、通路でビジネスマンふうの男性とはちあわせたので
“Sorry”
と言ったら相手は黙っている。
まもなく彼のケータイが鳴って
「どうもお世話さまです。…えー、あれ送っちゃったんですか? 完全にアウトですねー」
などと、日本語で仕事の話を始めた。
だれもじぶんの話してることが分かってないと思ってるんだろうなあ。
また或る日、ホテルのエレベーターで会った老夫婦に
“Good morning”
とあいさつしたら
“Bon jour”
と返されてしまった。
まあ、いいけど。
そういえば筆者は以前、札幌の大丸藤井セントラルのエレベーターで、途中の階で乗ってこようとした西洋人の男性に
“Upstairs,OK?”
と注意を促したら
「上ですか」
と返されたことがあった。
(この項続く)
で、返事ですけれど。
”You are welcom"がなかなか日本人は出てこないですね。
ユワカムとかユアカーで十分通じます(笑)
こういう事情で、さっしんギャラリーのほうには伺えませんでしたので、すいません。
You're Welcome
は、わたしは何度か言いましたけど、やはりThanksやsorryにくらべると、現地でも登場頻度が低いのが一因かもしれないですねー。
だいたい、日本語でも
「どういたしまして」
なんて、あまり言わないじゃないですか(笑)。
そうだ。
北海道弁には
「なんもさ」
という、すっごい便利でいいフレーズがあります。