(題名を07年12月9日に訂正しました)
「艾沢詳子 無辜の民'07 冬音」のエントリにつけられたコメントを見て(基本的には、捨てハンのコメントはあまり相手にしたくないんだけど)、あらためて「栄通記」を読んでみた。
たしかに、ティッシュうんぬんと書いてあるなあ。
「見慣れた」と書いてあるわりには、パーツの形状が大きく変わったことにふれていないのは、妙だと思う。
まあ、いいけど。
一部で誤解されているような気がするけれど、筆者が「栄通記」に対して抱いている不満というのは、事実誤認や誤字が多いことでも写真がへたなことでもない。
確かに、以前は間違いが多かったし、「頼むからだれか日本語に訳してくれ」と言いたくなるような文章のエントリもある。
でも、間違いはだれにでもあるし、初めのうちはわからないことがたくさんあるのも、仕方のないことだと思う。
「北海道美術ネット」も、昔の方が間違いが多い。気がつきしだい直しているけれど、まだたくさんあるだろう。
で、いちばん問題だと思うのは、blog主が調べないことなのだ。
例を挙げてみる。
「栄通の案内版」のほうに、札幌彫刻美術館でひらかれた「かたちの復権」について紹介されている。
5人の作家のうち、1人の名前が間違っている。
まあこれはよくあることだからさておき、札幌の彫刻家松隈康夫さんについて、つぎのように書いてあるのだ。
(国松氏とは、國松明日香さんのこと)
筆者はこれを読んだとき、ほんとうにびっくりした。
松隈さんは札幌在住の著名な彫刻家である。
ススキノなどにも屋外彫刻がある。
たしかに松隈さんは全道展退会後、あまり作品の発表をしていないから、知らなくてもやむを得ないかもしれない。
でも、このエントリには、展覧会のチラシの写真が載っている。このチラシには出品者5人の略歴が書いてある。そこに、道内での展覧会のことばっかり書いてあれば
「あれ、この人、北海道の人かな」
と思って、ググるだろ、ふつう。
「じぶんが知らない イコール 道外の人だと思う」
って、その自信の根拠は何なのか。
いまはグーグルとかヤフーという、検索エンジンなるものがあって、調べ物は飛躍的に楽になった。
これが10年前であれば、松隈さんが道内に住んでいるかどうかだけを調べるのも一仕事だったはず。いまは、手間のうちに入らないだろう。
(もちろん、ネットで検索すれば調べ物は終わり-ということではない。ネットに存在しない情報や知識はあまりに多い。しかし、ネットを調べさえしないというのは、お話にならないと思う)
「栄通記」は、このひと手間を惜しんだばかりに…という部分が多くないだろうか。
道内の美術家の名前を検索エンジンでしらべると「栄通記」が1番目にくる場合が多くなった。
この北海道美術ネット別館よりも上位にくるのだ。
グーグルなどの検索エンジンは、リンク数が多いサイトほど上位にくるシステムになっているらしい。
エキサイトブログはタグというしくみがあるので、リンクが増えたかのように検索エンジンには解釈されやすいようだ。
「栄通記」の責任は大きいのだ。
「艾沢詳子 無辜の民'07 冬音」のエントリにつけられたコメントを見て(基本的には、捨てハンのコメントはあまり相手にしたくないんだけど)、あらためて「栄通記」を読んでみた。
たしかに、ティッシュうんぬんと書いてあるなあ。
「見慣れた」と書いてあるわりには、パーツの形状が大きく変わったことにふれていないのは、妙だと思う。
まあ、いいけど。
一部で誤解されているような気がするけれど、筆者が「栄通記」に対して抱いている不満というのは、事実誤認や誤字が多いことでも写真がへたなことでもない。
確かに、以前は間違いが多かったし、「頼むからだれか日本語に訳してくれ」と言いたくなるような文章のエントリもある。
でも、間違いはだれにでもあるし、初めのうちはわからないことがたくさんあるのも、仕方のないことだと思う。
「北海道美術ネット」も、昔の方が間違いが多い。気がつきしだい直しているけれど、まだたくさんあるだろう。
で、いちばん問題だと思うのは、blog主が調べないことなのだ。
例を挙げてみる。
「栄通の案内版」のほうに、札幌彫刻美術館でひらかれた「かたちの復権」について紹介されている。
5人の作家のうち、1人の名前が間違っている。
まあこれはよくあることだからさておき、札幌の彫刻家松隈康夫さんについて、つぎのように書いてあるのだ。
国松氏以外は初見だし、道外の方達だと思うので楽しみな企画展だ。
(国松氏とは、國松明日香さんのこと)
筆者はこれを読んだとき、ほんとうにびっくりした。
松隈さんは札幌在住の著名な彫刻家である。
ススキノなどにも屋外彫刻がある。
たしかに松隈さんは全道展退会後、あまり作品の発表をしていないから、知らなくてもやむを得ないかもしれない。
でも、このエントリには、展覧会のチラシの写真が載っている。このチラシには出品者5人の略歴が書いてある。そこに、道内での展覧会のことばっかり書いてあれば
「あれ、この人、北海道の人かな」
と思って、ググるだろ、ふつう。
「じぶんが知らない イコール 道外の人だと思う」
って、その自信の根拠は何なのか。
いまはグーグルとかヤフーという、検索エンジンなるものがあって、調べ物は飛躍的に楽になった。
これが10年前であれば、松隈さんが道内に住んでいるかどうかだけを調べるのも一仕事だったはず。いまは、手間のうちに入らないだろう。
(もちろん、ネットで検索すれば調べ物は終わり-ということではない。ネットに存在しない情報や知識はあまりに多い。しかし、ネットを調べさえしないというのは、お話にならないと思う)
「栄通記」は、このひと手間を惜しんだばかりに…という部分が多くないだろうか。
道内の美術家の名前を検索エンジンでしらべると「栄通記」が1番目にくる場合が多くなった。
この北海道美術ネット別館よりも上位にくるのだ。
グーグルなどの検索エンジンは、リンク数が多いサイトほど上位にくるシステムになっているらしい。
エキサイトブログはタグというしくみがあるので、リンクが増えたかのように検索エンジンには解釈されやすいようだ。
「栄通記」の責任は大きいのだ。
本人のサイトがあればチェックして、本人の了解を得て、
他の情報もあるか検索して、名前だけ間違っていないか
10回くらい読み直して、画像はなるべくきれいに・・・
というのは最低でも必要ですよ。
それをやったうえで間違っていたらしょうがない。
誰かが指摘して、すぐ訂正すればOKだと思います。
大げさじゃなく、ブログもメディアだって意識を持たないと。
「責任持って良い記事書きますから。」という人と、
「なんでもいいから思ったことを、書きたいように書く」
という人に分かれますよ。
後者の場合「じゃあそのブログの存在意義は何だ」って
話になりますよね。
・・・と、最近ブログを始めて感じたことです。
こういうこと言うと「真面目すぎる」って言われるけど
そんなことない。大事なことだと思いますけどねぇ。
特に、載っけられる作家の人たちにとっては。
さすがにわたしも、人の名前には気をつけていますが、10回までは確認しないです。
takuさん、偉い!
>特に、載っけられる作家の人たちにとっては。
そうなんですよねー。
「きょうの夕焼けはきれいだった」
「妻の作ったハンバーグがうまかった」
というのと違いますからね。
それにしても、正確なことを書くのはむつかしいです。
自戒をこめて…。
コメントにも書きましたが、私はブログの中でそのようなことは書いていませんし(あのあと非公開にした記事も確認しました)、梁井さんとはかなり前に一度御挨拶をしたことはありますが、その後、一度もお会いしていませんのでお勧めすることはありません。
私のように数ヵ月後に記事を読むこともありますので宜しくお願いします。
また、もし私のブログを読むことがあり、間違いなどに気づかれましたら直接ブログの方にご指摘、ご指導お願いします。
長くなりましたが、年末の慌し中、いろいろと大変だと思いますが、体調を崩さぬようご自愛下さいませ。
「栄通記をどうすれば人の役に立つ良いブログになるか」
を私信のメールで具体的に意見を伝えたり、ブログでの
あきらかなミスをコメントで指摘したりしていました。
「自覚と責任を持ってブログをやって欲しい。」と
意見していた所、改善する意思がある事は感じましたが
「自覚と責任」があるとは思えないままブログは続いています。
今、現在も「栄通の案内板」に適切とは思えない文章が
掲載され続けています。
ふと気付いたのは、栄通筆者は、自身の書いた文章を
推敲する事まで、ブログを読む不特定の第三者に
「依存」しているのでは?と感じました。
もし、栄通記筆者の方がこれを読む事があるなら、
あらためて自身のブログに「自覚と責任」を持ち
「人の役に立つ良いブログ」に
他者に「依存」する事なく、自身の力で
改善される事を願います。
内容が内容だけに細部に注意しないと…
ご指摘の件についてはどうもすいません。
わたしはてっきり削ったとばかり思っていました。
知らないバンドのライブを聴きに行くということは、めったにないことで、わたしはbi_suiさんのブログで知ったつもりだったのですが、ほかの人のブログと勘違いしていたんでしょうね。
ご迷惑をおかけしました。
bi_suiさんのブログではとくに誤記などがあったという記憶はないです。ご安心ください。なにか見つけたら、コメントしますね。
温かいお言葉、ありがとうございます。
>竹下正剛さま
夕べはお疲れさまでした。
このエントリは竹下さんへの約束でもあるので、コメントをいただけてうれしいです。
竹下さんはまじめですね。
くだんのblogについては、以前よりは誤記は減ってきていると思います。
>川上さま
ご指摘ありがとうございます。
もしや、と思って、本館の「東京ばたばた日記」(2001年)を見てみたら、「召還」になってました。_| ̄|○
6年も間違えていたなんて。
穴があったら入りたいぐらいです。