【告知】政和アートFes 2014 （7月26、27日、8月9～24日、30、31日。上川管内幌加内町）

　日本一のソバの町として知られる上川管内幌加内町の政和地区で今年も、政和アートフェスが開かれます。

　政和小学校の卒業生で、現在は札幌で若手金工作家として活躍する吉成翔子さんと、牧場を営む傍らステンドグラス制作に携わる母親の洋子さんが中心となって開催します。

　公式サイトによると、触れることのできる作品を中心とし、農業との融合を図るのもテーマの一つだということです。


　全日程のうち、7月末はプレオープン。ソバの白い花が美しい時期です。
　手打ちそばの実演もあります。

　8月9～24日が本日程で、この期間中は23、24の両日をメーンに、ワークショップなどもたくさん行われます。
　
　30、31日は、幌加内でそば祭りが開かれる関係で、オープンするとのこと。


　出品者は次の通り。
　士別市の版画家で海外でも活躍する小池暢子さんが加わっているのが目を引きます。

内海眞治（モダンフラワー）
梶田みなみ（彫刻）
小池暢子（銅版画）
齋藤由貴（油彩）
佐々木けいし（金工）
佐々木仁美（金工）
佐藤あゆみ（木工）
高橋道男（モダンフラワー）
富樫麻美（ドローイング、金工）
引山絵里（絵画）
菱野史彦（金工）
松田郁美（金工）
吉成翔子（金工）
吉成洋子（ガラス）


　幌加内町は以前、空知管内に属していましたが、旭川に近いことから2010年に上川管内に移りました。
　南北60キロ以上もある広いマチで、役場のある市街地から、政和、添牛内、日本一の面積を誇る人造湖「朱鞠内湖」、かつて氷点下41度を記録した母子里まで、かなり遠いです。
　にもかかわらず、人口は1600人余で、人口密度は1平方キロあたりわずか2.1人。日本の人口密度は1キロあたりおおよそ340人ぐらいですから、スカスカ感がわかろうというもの。モンゴル、カナダ並みの低さです。「人里離れた」という言葉を実感したい人は一度行ってみましょう！（そば祭りのときはかなりの混雑らしいですが）


7月26日（土）、27日（日）、8月9日（土）～24日（日）、30日（土）、31日（日）
午前10時～午後5時
旧政和小学校（幌加内町政和）

□公式サイト http://seiwa-artfes.moo.jp/

■2013年の告知




・深川―幌加内―政和―名寄間に、旧深名線の代替バスが出ています。深川から1時間40分。名寄から1時間20分

・旭川駅前から約59キロ、道央道「旭川鷹栖」インターから約53キロ。道道旭川幌加内線を通って江丹別峠を越えて行けば、案外近い
・道央道「士別剣淵」インターから国道239号経由で約37キロ