(承前)
…という題をつけたが、べつにアンドレ・ジッドのような文学的な発見があったわけでもなく、バスを逃すと次の便が3時間20分後だったので、とりあえず帰ることにした。
計呂地方面から折り返して戻ってくる湧別町営バスだ。
このバス停は、往路で降りた「二軒橋」の次の停留所となる。
あんなに歩いたのに、停留所一つ分かよ…。
車窓からは、群生地のミズバショウと、その中を一直線に貫く木道が見える。
群生地を過ぎてからも、木道の続きが旧国鉄湧網線の跡だと分かるので、目で追いやすい。
畑の中に、ちょっと土が盛り上がっているのが、芭露川までずっと続いている。
それにしても、同一のバス停と思われるのに、往路が
「芭露市街」
で、帰路が
「芭露」
というのも不思議だ。
上り線と下り線でばらばらなのか。
芭露は、義務教育学校(小中学校)、コンビニエンスストアなどがあって、湧別町東部ではわりあい大きな集落である。
「畜産研修センター前」から男性の老人が乗ってきた。
往路と同じく、中湧別文化センターTOMの前が終点。
ここで、10分後に来る北海道北見バスの遠軽行きに乗り換えた。
客はほかに男性が1人。
終点の二つ前の「東小学校」で降り、セブン―イレブンに寄って、この日の小さな旅はおしまい。
…という題をつけたが、べつにアンドレ・ジッドのような文学的な発見があったわけでもなく、バスを逃すと次の便が3時間20分後だったので、とりあえず帰ることにした。
計呂地方面から折り返して戻ってくる湧別町営バスだ。
このバス停は、往路で降りた「二軒橋」の次の停留所となる。
あんなに歩いたのに、停留所一つ分かよ…。
車窓からは、群生地のミズバショウと、その中を一直線に貫く木道が見える。
群生地を過ぎてからも、木道の続きが旧国鉄湧網線の跡だと分かるので、目で追いやすい。
畑の中に、ちょっと土が盛り上がっているのが、芭露川までずっと続いている。
それにしても、同一のバス停と思われるのに、往路が
「芭露市街」
で、帰路が
「芭露」
というのも不思議だ。
上り線と下り線でばらばらなのか。
芭露は、義務教育学校(小中学校)、コンビニエンスストアなどがあって、湧別町東部ではわりあい大きな集落である。
「畜産研修センター前」から男性の老人が乗ってきた。
往路と同じく、中湧別文化センターTOMの前が終点。
ここで、10分後に来る北海道北見バスの遠軽行きに乗り換えた。
客はほかに男性が1人。
終点の二つ前の「東小学校」で降り、セブン―イレブンに寄って、この日の小さな旅はおしまい。