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サロマ湖より帰る オホーツク小さな旅(102)

2020年05月15日 18時10分54秒 | つれづれ日録
(承前)

 …という題をつけたが、べつにアンドレ・ジッドのような文学的な発見があったわけでもなく、バスを逃すと次の便が3時間20分後だったので、とりあえず帰ることにした。
 計呂地けろち方面から折り返して戻ってくる湧別町営バスだ。

 このバス停は、往路で降りた「二軒橋」の次の停留所となる。
 あんなに歩いたのに、停留所一つ分かよ…。

 車窓からは、群生地のミズバショウと、その中を一直線に貫く木道が見える。

 群生地を過ぎてからも、木道の続きが旧国鉄湧網線ゆうもうせんの跡だと分かるので、目で追いやすい。
 畑の中に、ちょっと土が盛り上がっているのが、芭露ばろう川までずっと続いている。

 それにしても、同一のバス停と思われるのに、往路が
「芭露市街」
で、帰路が
「芭露」
というのも不思議だ。
 上り線と下り線でばらばらなのか。

 芭露は、義務教育学校(小中学校)、コンビニエンスストアなどがあって、湧別町東部ではわりあい大きな集落である。
 「畜産研修センター前」から男性の老人が乗ってきた。

 往路と同じく、中湧別文化センターTOMの前が終点。
 ここで、10分後に来る北海道北見バスの遠軽行きに乗り換えた。

 客はほかに男性が1人。

 終点の二つ前の「東小学校」で降り、セブン―イレブンに寄って、この日の小さな旅はおしまい。


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