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岡山の野外彫刻(上)―2019年秋の旅(89)

2020年03月19日 08時39分54秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 ごく短い滞在から受けた印象では、岡山は野外彫刻の多いマチでした。

 城跡があって、野外彫刻が点在して、古い建物も多い。
 北海道の多くのマチに漂う、ほこりっぽさとか新開地らしさとは正反対の、歳月や伝統の重みからくる圧迫感のようなものが感じられてくるようです。


 岡山は、民話の桃太郎のふるさとを標榜しているそうです。
 冒頭画像は、JR岡山駅前にある作品「ももたろう」。
 こちらのサイト「関西の野外彫刻」によると、岡本錦朋の作で、岡山西ロータリークラブが1971年に10周年記念で寄贈したとのこと。

 左は蛭田二郎「ももたろう」。


 右は、柳川交差点の地下通路内にあった作品。



 次の画像は、岡山芸術交流のメイン会場のひとつであった、旧・内山下小学校の玄関前に設置されていた作品。
 こういうザッキンふうの造形は1960~70年代に流行しました。

 いささか経年劣化が進んでいるように見えます。 


 最後の1枚は、柳川交差点に面したビルの庭にありました。
 看板がじゃまになっていて、あまりテナントやオーナーから大事にされている作品には見えないですね…。

 前回の岡山芸術交流で設置された、リアム・ギリック「多面体的開発」もこの近くにあります。
 



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