けさ(2020年8月29日)の毎日新聞北海道面「辞林」欄の「あすまで北晨社書展」という記事を読み、書家の長谷川白羊さんが昨年亡くなっていたことを知りました。
記事には、北晨社書展は2011年に北海道書道連盟常任理事の岡田大岬さんが長谷川白羊さんが始めたとあります。
長谷川さんは山口子羊に師事した、やわらかい線質の飄逸とした漢字を手がける人でした。肩の力がふっと抜けた、自在な文字でした。
絵画や現代アートと異なり、書の世界は今も団体公募展に所属する書家が大半ですが、長谷川さんは無所属でした。
しかし、書に対する素養の深さは半端ではなく、筆者も折に触れ教わることがありました。
ぱっと見には白いひげが長く、どこか仙人のような外貌でした。
党派性に属さない、独立独歩の書家にもうお話をうかがえないのかと思うと、残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
なお追悼の意をこめた「第10回 北晨社書展」は、30日までギャラリーエッセ(北区北9西3)で。
関連記事へのリンク
■第4回 北晨社書展 (2014、画像なし)
■書のアンソロジー 第2回燎の会<臨書>展 (2001)
記事には、北晨社書展は2011年に北海道書道連盟常任理事の岡田大岬さんが長谷川白羊さんが始めたとあります。
長谷川さんは山口子羊に師事した、やわらかい線質の飄逸とした漢字を手がける人でした。肩の力がふっと抜けた、自在な文字でした。
絵画や現代アートと異なり、書の世界は今も団体公募展に所属する書家が大半ですが、長谷川さんは無所属でした。
しかし、書に対する素養の深さは半端ではなく、筆者も折に触れ教わることがありました。
ぱっと見には白いひげが長く、どこか仙人のような外貌でした。
党派性に属さない、独立独歩の書家にもうお話をうかがえないのかと思うと、残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
なお追悼の意をこめた「第10回 北晨社書展」は、30日までギャラリーエッセ(北区北9西3)で。
関連記事へのリンク
■第4回 北晨社書展 (2014、画像なし)
■書のアンソロジー 第2回燎の会<臨書>展 (2001)