革工芸の個展ときいて、よくありがちな、財布などの小物をならべている展覧会と思って見に行ったら、色鮮やかな革絵などもあって驚きました。ごく薄い革でできた軽いハンドバッグやベストなどもあり( まるでプラスチックみたいに、透けて見える!)、良い意味で裏切られたという感じです。
革絵は「galaxy」「あじさい」など。支持体に革を使っているのはもちろんですが、アクリル絵の具で着色をしているため、目を見張る発色の鮮やかさです。
「ふつうの革の絵だと、どうしても褪色してしまう。それではせっかく買ってくれた人に申し訳ない」
と喜井さん。
魚がひし形になり、ひし形が鳥になる…という、エッシャーを思わせる連続模様があったり、琴が隠されていたり、画面を読み解く楽しさがあります。葛飾北斎の絵に出てくるモティーフも引用されているそうです。
喜井さんは、フィレンツェで美術を学んでいたころから、これまであまり注目されていないエッシャーへの日本美術の影響について調べているそうです。主にゴッホ経由で、浮世絵などに似た図像がところどころに見られるそうです。
1月10日(火)-21日(土)
ガレリア・リストランテ・ボーノ(豊平区美園3の2、クレイスハイデンス)
革絵は「galaxy」「あじさい」など。支持体に革を使っているのはもちろんですが、アクリル絵の具で着色をしているため、目を見張る発色の鮮やかさです。
「ふつうの革の絵だと、どうしても褪色してしまう。それではせっかく買ってくれた人に申し訳ない」
と喜井さん。
魚がひし形になり、ひし形が鳥になる…という、エッシャーを思わせる連続模様があったり、琴が隠されていたり、画面を読み解く楽しさがあります。葛飾北斎の絵に出てくるモティーフも引用されているそうです。
喜井さんは、フィレンツェで美術を学んでいたころから、これまであまり注目されていないエッシャーへの日本美術の影響について調べているそうです。主にゴッホ経由で、浮世絵などに似た図像がところどころに見られるそうです。
1月10日(火)-21日(土)
ガレリア・リストランテ・ボーノ(豊平区美園3の2、クレイスハイデンス)
最終日に急に2月15日~28日まで野幌の「ハーブの森」での個展が決まりました。退色した革絵(90号位)も出します。
エッシャーや浮世絵の話も出来てさすが!とっても有意義な時間を有難うございました。
革で、あんなに多彩なことができるとは思いませんでした。
またゆっくり拝見できれば、と思います。
私も大好きです。
今度お会いできるときにはキョッソーネとアルチンボルディの本をお見せしたい!
いつかウィーンで本物と対面したいと思っています。
野幌での個展会場の住所などがわかりましたら、お知らせください。