北海道美術ネット別館

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冬の定山渓

2006年01月17日 18時16分32秒 | つれづれ日録
 かなり古い話題ですが、元日から3日まで、冬の定山渓温泉(札幌市南区)で骨休めしてきました。
  
 温泉街には、カッパの像などがあちこちにあって、散歩にはもってこい。
 ただし、川沿いの散策路は、雪で閉ざされているところも多いので、夏のほうがいいかも。

 「湯の滝」の下でのんびり入浴を楽しんでいるカッパ。
 故丸山隆さんの作品だったような記憶もあるけど、不確かです。

 近年はもっぱらダイナミックな木彫を作っている小石巧さんの作品が2点ありました。

 月見橋の上にある「ボクと記念写真」は、腕の間から顔を出して記念写真を撮る、いわゆる「顔ハメ」の役目も果たすんでしょうか。

 橋の反対側の歩道には、阿部典英さんのミスカッパもあります。

 定山渓ホテルの前には、温泉をひらいた定山坊の大きな像もありました。
 背後の店の看板が、ちょっと妙ですが。

 岩戸公園の前の「足つぼの湯」にも、阿部典英さんの「ヨシイクゾカッパ」があります。
 雪が積もってます。

 定山渓ホテルの裏手を通って、二見公園へ。
 「カッパ大王」は、なんとも派手な色彩。
 あずまやの下に設置されているので、冬の間も意気軒昂のように見えます。

 大王までは踏み分け道がついていましたが、ここから先の園内は、無謀な観光客が残していったとみられる足跡のみ。
 なんとか、二見吊橋にたどり着く。

 橋の上から見た豊平川の景色。
 上流側は、温泉が流れこまないため、川はほとんど凍って雪に覆われています。

 橋を渡りきったところで、足跡は完全になくなり、行き止まりになっていました。

 定山渓グランドホテル瑞苑の玄関ロビーには、日展の大御所、中村晋也さんの「春に奏でる」があります。

 バイオリンを弾く春の妖精でしょうか。
 春らしく、どこかにあどけなさをのこした少女のような立像は、気品と軽快さにあふれています。
 体の曲線と、バイオリンの絃の直線との対比もみごとです。
 
 同ホテル内には、ホテルのならいで、いろんな絵も飾ってありましたが、知ってる人の絵は見当たりませんでした。
 ただ、気になったのは、これ。

 広告チラシの裏に書いたような感じですが。
 「安部画伯」って、だれなんだろう。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
定山渓一番の芸術は (aka)
2006-01-18 11:20:05
秘宝館です。

あそこは、すごかった。
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子連れでは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-01-20 15:04:15
ちょっち行きづらい。

ウワサにはかねがね聞いてるんだけど。
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日本1 (S-toshi)
2006-01-21 09:40:42
以前、昼のローカル情報番組に東大大学院生が出ていました。

論文の研究題材が日本の温泉文化、秘宝館めぐりみたいな内容の時があって、輝く日本1の秘宝館は定山渓でした。

展示内容、施設、コンセプト等いくつかのチェックポイントがあって日本一の理由は、動物と人間が共に自然の中で一体となって愛を育む姿が他にはみられない!とのことでした。

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担当教官 (ねむいヤナイ)
2006-01-23 13:07:11
東大だから、木下直之さんではないかと。



しかし、テレビで紹介していいもんなんでしょうか。
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