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【速報】道展も1年延期へ

2020年05月01日 17時48分10秒 | 新型コロナウイルス
 戦後の道内美術を牽引してきた全道展の1年間延期発表からわずか半月。全道展とならんで多くの美術家の発表の舞台となってきた道展(北海道美術協会)が、早くも、ことし10月後半の第95回展の1年延期を決定しました。
 道展の中止は1945年(昭和20年)以来になります。

http://www.doten.jp/

 秋の展覧会が開かれないので、必然的に帯広や釧路、北見での巡回展も中止になります。
 また、今年は記念の年ということで、7月にスカイホール(大丸藤井セントラル)で-会員・会友展- ~スモールコスモス~が予定されていましたが、これも1年延期されます。
 さらに、来年2月の、若者の公募展「道展 U21」も1年延期が決定しました。

 夏場のイベントが次々と中止になっていますが、10月の展覧会を開かないことをこの段階で決定したとのは、かなり早い措置だといえそうです。

 道内三大公募展のうち、残る新道展は、出品票の配布を中止していますが、まだ展覧会自体の中止までは決定していません。5月中旬以降の決定と、サイトには記されています。
 8月末から9月初旬という開催時期は、道展よりも早いのですが。

 以前も書きましたが、団体公募展は、展覧会自体よりも、高齢者が多い会員が長時間密室に集まって審査を行うことの感染リスクが高いと思います。
 新道展はもともとアンデパンダン的な性質が強いといわれてきたこともあり、今年は審査をいっさいやめて、会員・会友推挙も無しにして、搬入した順番に札幌市民ギャラリーに展示していけばおもしろいんじゃないかと思ったのですが…。もう、そんな感じじゃないのかな。


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