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遠軽町丸瀬布マルキ通り・続き オホーツク小さな旅(75)

2013年06月16日 22時33分48秒 | つれづれ日録
(承前)

 5月29日の遠軽行きの続き。
 アートに関係のない話題が続いていますが、(77)あたりから美術の話に接近していきます。



 さて、丸瀬布のマルキ通りだが、駅から出て右手すぐの丸瀬布中町のあたりは、いまも営業している店がけっこう並んでいる。
 薬局や飲食店などだ。



 なかでも筆者の目を引いたのが、この本屋さん。
 さっき遠軽で1冊買ったばかりだったので、迷った挙句入らなかったが、人口1600人程度の地区に書店があるということ自体驚きである。









 こうして見ると、石北線側に営業中の店が多く、国道側に閉じた店が多い。
 これは、マルキ通りと国道を結ぶ通り沿いの光景。

 国道沿いには、信用金庫や郵便局、コンビエンスストア、役場支所、Aコープ、小学校、自動車修理工場などがある。店の数は、それほど多くない。


 ところで、丸瀬布は林業で栄えたマチだが、マルキ通りがにぎわったのはさらに別の理由がありそうだ。
 それは、峠を一つ挟んだところに、かつて「東洋一」とうたわれ、金の採掘を行っていた鴻之舞こう の まい鉱山があり、最盛期には1万3千人が住んでいたことである。
 1973年に閉山。現在は無人で、廃墟好きには有名である。

 鴻之舞は、行政区域では紋別市に属するが、紋別の中心部までは30キロ近くある。
 それに対して丸瀬布までは17~20キロほど。
 宴会などの際は丸瀬布まで来ることも多かったという。


 丸瀬布市街での散歩はこれぐらいにして、線路の反対側にある藤棚のほうへ行ってみることにした。



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