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遠軽町の丸瀬布森林公園いこいの森で、森林鉄道のSL「雨宮21号」に乗ってきた

2020年10月19日 17時51分28秒 | つれづれ写真録
 オホーツク管内遠軽町丸瀬布には、森林鉄道の蒸気機関車で国内で唯一、動態保存されている「雨宮あめみや21号」が走っています。

 10月18日は、今年最後の運転日で、雨宮21号のレールが敷かれている森林公園いこいの森の閉園日だったので、乗ってきました。
(すみません、アートとは関係ない記事です)



 地元の人によれば、年によって雪がちらつく肌寒い閉園日もあるそうですが、今年は最高の秋晴れでした。


 丸瀬布は林業のマチ。
 トラック輸送が主力となる前、最盛期には森林鉄道の総延長が84キロに達したというから驚きです。

 現在、雨宮21号が走っている森林公園いこいの森がある上武利地区は、丸瀬布から10キロほど山奥に入った地区ですが、最奥部までまだ4分の1か5分の1といったところです。

 公園には、かつて釧路駅と釧路管内鶴居村を結んでいた鶴居村営軌道のディーゼル機関車も動態保存されており、この日は最終日とあって、双方の同時運行も行われました。
 8の字型の線路をゆっくり15分ほどかけて走ります。大人500円。
 切符にはさみを入れてくれるのも、いまとなってはありがたいというか懐かしいサービスです。


 筆者はSLのひく木造客車のほうに乗りました。
 こちらは以前、岡山県の井笠鉄道で活躍していたものです。

 この日、ディーゼル機関車のひく客車は、かつて実際に丸瀬布の森林鉄道で使われていました。林業従事者らを乗せていたようです。

 車窓からは、後ろをついてくるディーゼル機関車が見えました。

 最後は、ディーゼル機関車が、並走する線路を走る大サービス。
 雨宮の格納庫の中を突っ切って走ったようで、こりゃ、こっちに乗った方が良かったかな。







 まもなく、ことし1年の仕事を終えて、格納庫に戻る雨宮21号。
 後ろにいるのは、機関士のおふたりです。



 最終の午後1時の出発を終えて、2時からは閉園式と、雨宮21号の格納式が続いて執り行われます。
(会場で意外な方に会いました。後志管内の学芸員さんです。来年、鉄道関係のマニアックな? 展覧会を考えているようです)

 最後の最後に蒸気を噴出する雨宮21号。虹ができました。
 鉄道ファンが大勢、カメラを向けています。

 思えば今年は、新型コロナウイルスの感染拡大で運行開始がゴールデンウイークの後にずれ込み、例年なら出発に駆けつける鉄道ファンの皆さんもほとんど来られなかったのでした。

 きょうは、沿線に、大きなカメラとレンズを構えている人がずいぶんいました。


 式をぶじ終えて、蒸気を吐き出した雨宮21号は、ディーゼル機関車に押されて格納庫へと戻っていきます。
 来年4月29日(予定)まで、半年間の眠りにつきます(北海道の公共施設や行楽施設は、冬期間休むのがふつうです)。

 来年はもっと良い年でありますように。







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