ko-aya (こあや)さんはここ数年、精力的にグループ展に参加していますが、個展は珍しいです。
最初に案内状を見たときには「ボダニカル」は「ボタニカル」の誤植かと思いましたが、「ボタニカル」と「ボーダー」をかけあわせた造語とのこと。
「ボーダー」は「境界性パーソナリティ障害」の一部だと思いますが、ここでは深入りしません。
会場はサッポロファクトリー3条館のウォールギャラリー。
ギャラリーとしての知名度はあまり高くないですが、場所はわかりやすいです。
筆者は、永山記念公園のほうからアトリウムに入りましたが、アトリウムの中の坂を少しずつ上っていって、ハンバーグ店の「牛亭」のあたりから左側をのぞくと、この画像のような感じで ko-aya さんの作品が奥に見えます。
昔はサッポロファクトリーといえば、レンガ館にアート系のショップがあり、コニカプラザや札幌市写真ライブラリーがあり、さらに1条館には北ガスショールームの「SAGATIK」もあったので、ギャラリー巡り先としては非常に重要だったんですけどね。
それはさておき今回の作品の数々は、これまでの矩形ではなく、自由な形状をしています。
個展終了後は、大きいものは切り離すとのこと。
それぞれに題はついていません。
彼女の作品は、支持体の形状よりも、その中身というか、細部がカギなんじゃないかと思います。
とにかくカラフル。あまり細い筆は用いずにどんどんいろんな要素を描き込んでいるのです。
「ドルより平和」。
全面的に賛成です。
コンビニエンスストアなどで配っていて要らなくなったプラスチック製のスプーンなどがたくさんコラージュされていて、にぎやかさを増しています。
細部に分け入っていくことこそが、ko-aya さんのユートピア的世界に浸る鑑賞法ではないかと思います。
2023年5月7日(日)~31日(水)午前10時~午後8時、無休
サッポロファクトリー3条館 ウォールギャラリー(札幌市中央区北2東4)
http://ko-ayart.com/
過去の関連記事へのリンク
■第34回 札輝展 (2022)
■裏 Point (2019)
■New Point vol.15 (2019)
■nor-hay展 「林教司を偲ぶ会」(2018)
最初に案内状を見たときには「ボダニカル」は「ボタニカル」の誤植かと思いましたが、「ボタニカル」と「ボーダー」をかけあわせた造語とのこと。
「ボーダー」は「境界性パーソナリティ障害」の一部だと思いますが、ここでは深入りしません。
会場はサッポロファクトリー3条館のウォールギャラリー。
ギャラリーとしての知名度はあまり高くないですが、場所はわかりやすいです。
筆者は、永山記念公園のほうからアトリウムに入りましたが、アトリウムの中の坂を少しずつ上っていって、ハンバーグ店の「牛亭」のあたりから左側をのぞくと、この画像のような感じで ko-aya さんの作品が奥に見えます。
昔はサッポロファクトリーといえば、レンガ館にアート系のショップがあり、コニカプラザや札幌市写真ライブラリーがあり、さらに1条館には北ガスショールームの「SAGATIK」もあったので、ギャラリー巡り先としては非常に重要だったんですけどね。
それはさておき今回の作品の数々は、これまでの矩形ではなく、自由な形状をしています。
個展終了後は、大きいものは切り離すとのこと。
それぞれに題はついていません。
彼女の作品は、支持体の形状よりも、その中身というか、細部がカギなんじゃないかと思います。
とにかくカラフル。あまり細い筆は用いずにどんどんいろんな要素を描き込んでいるのです。
「ドルより平和」。
全面的に賛成です。
コンビニエンスストアなどで配っていて要らなくなったプラスチック製のスプーンなどがたくさんコラージュされていて、にぎやかさを増しています。
細部に分け入っていくことこそが、ko-aya さんのユートピア的世界に浸る鑑賞法ではないかと思います。
2023年5月7日(日)~31日(水)午前10時~午後8時、無休
サッポロファクトリー3条館 ウォールギャラリー(札幌市中央区北2東4)
http://ko-ayart.com/
過去の関連記事へのリンク
■第34回 札輝展 (2022)
■裏 Point (2019)
■New Point vol.15 (2019)
■nor-hay展 「林教司を偲ぶ会」(2018)