北海道芸術デザイン専門学校(札幌市北区)をこの春卒業する学生による2人展。ちいさなギャラリーに、自作の絵を飾るだけではなく、じぶんの好きな雑貨や漫画本などを持ち込んで、にぎやかな空間をつくりだしています。
向かって左側が後藤さんの作品。
壁にかかっている鮮やかな色彩の絵はおもに高校生時代に制作したというからおどろきです。人物のタッチはリアルなイラストレーションふうで、細かな筆使いです。おびただしい明るい色を使っていますが、うまくまとめています。
床の上には、Plastic TreeのポスターやCDなどが配されています。
空間の右半分は三浦さんが占めています(冒頭画像)。
いちばん手前の絵は、なんと鉄に描いたそう。どうりで、絵の中央に丸い穴があき、缶詰のふたのようにぎざぎざの金属が円形をなしているわけです。穴のなかは板で埋められ、そこにも絵が描かれています。
リアル派の後藤さんにくらべるとギャグマンガふうのユーモラスな描線が随所に見られます。
下の方の壁には、映画や美術展のチラシがいっぱい貼られています。
さらに、三浦さんは童話も手がけることから、そのいくつかの場面を描いた絵が、隙間をうめるような格好で飾られています。
そのほかにも、天井から光る玉やパンダのぬいぐるみがつりさげられ、コンピュータで合成された写真がはられ、ふしぎなBGMが流れてお香がたかれ…と、もりだくさん。
美術展は「スッキリ」がいい-という向きもあるでしょうが、ここまでゴチャゴチャとじぶんごのみの空間に仕立てたのはおもしろいと思いました。
08年3月3日(月)-8日(土)11:30-19:00、日曜休み
ギャラリー&カフェ アガペ(北区北26西8 地図H)
地下鉄南北線北24条駅から徒歩8分
向かって左側が後藤さんの作品。
壁にかかっている鮮やかな色彩の絵はおもに高校生時代に制作したというからおどろきです。人物のタッチはリアルなイラストレーションふうで、細かな筆使いです。おびただしい明るい色を使っていますが、うまくまとめています。
床の上には、Plastic TreeのポスターやCDなどが配されています。
空間の右半分は三浦さんが占めています(冒頭画像)。
いちばん手前の絵は、なんと鉄に描いたそう。どうりで、絵の中央に丸い穴があき、缶詰のふたのようにぎざぎざの金属が円形をなしているわけです。穴のなかは板で埋められ、そこにも絵が描かれています。
リアル派の後藤さんにくらべるとギャグマンガふうのユーモラスな描線が随所に見られます。
下の方の壁には、映画や美術展のチラシがいっぱい貼られています。
さらに、三浦さんは童話も手がけることから、そのいくつかの場面を描いた絵が、隙間をうめるような格好で飾られています。
そのほかにも、天井から光る玉やパンダのぬいぐるみがつりさげられ、コンピュータで合成された写真がはられ、ふしぎなBGMが流れてお香がたかれ…と、もりだくさん。
美術展は「スッキリ」がいい-という向きもあるでしょうが、ここまでゴチャゴチャとじぶんごのみの空間に仕立てたのはおもしろいと思いました。
08年3月3日(月)-8日(土)11:30-19:00、日曜休み
ギャラリー&カフェ アガペ(北区北26西8 地図H)
地下鉄南北線北24条駅から徒歩8分