![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ed/31ebc2befb03950e979acb796a9072c7.jpg)
6月5~8日は、お金を下ろすついでに北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリーで楽しい野鳥写真展を見たのみ。
9日は人間ドック受診のため出社せず、いつもより1時間早いバスで街なかへ。
こんな早いバスでも最大で50人近い人が乗り合わせている。おつとめご苦労さまです。
土日は中心街が大騒ぎになって、近づきたくなくなるので、受診の合間をぬってギャラリー巡りにいそしみました。
スカイホール(【愛する地球へ】by Rituko “To Belived Earth”/荒谷幸蔵油絵個展/中村富志男風景画展~北海道ぶらり絵描き旅~)
北側の部屋は、「児童文学」の表紙などを描いている西川律子さんの個展。
幾何学模様を組み合わせてホッキョクグマや魚などを添えたシリーズは、通りいっぺんのキュビスム的絵画とは異なり、キラキラした叙情性を感じさせて興味深かったです。
荒谷さんは一水会の方で、省筆の適度に効いたオーソドックスな小樽・祝津などの風景画。
小樽運河など有名な題材より、あまり知られていない風景に目を向けているところに好感を抱きました。
中村さんは十勝管内清水町の方で、道内の岬めぐりをしながら風景を描いています。こちらは荒谷さんよりかなりタッチが細かく、礼文や羅臼岳など、筆づかいは共通している感じ。
いずれも11日まで。
→さいとうギャラリー(紙谷初枝彫塑展/場﨑惠「はまなすの丘公園の四季」スケッチ展)
紙谷さんはどっしりした体格の裸婦や首など。
筆者はこれまで見た記憶がない作家です。
戦後道内を代表する彫刻家本田明二に教わったとのことですが、彼は1989年に亡くなっているので、だいぶ前のことになりますね。
場﨑さんは石狩在住の道展会員。
石狩灯台附近の淡彩スケッチが2段掛けで並んでおり、1点だけ油彩の大作がありました。
11日まで。
→Hokkaido Art gallery(モントペペリ展)
→ビストロ・カフェ+ギャラリー/オマージュ(第4回はなび個展「ルックバック2022」)
「はなび」さんの写真展。
左側の壁面にはネコ。右側はポートレイトで、ゴールデンウイークにSCARTSで開かれた「North Photo Session」でも見かけた女性の写真がいくつか(同セッションは2日間だけだったので、もう一度展示するのは悪いことではないと思います)。
画像は40代の女性がモデルですが、「従順そうな若くてきれいな女性」だけでないモデルが堂々と画面で自己主張しているあたりは、いまという時代をとても感じさせます。
12日まで。
→The JOHNSON STORE Room Creation(MARINA EXHIBITION)
札幌のイラストレーターの個展。
モチーフは裸婦が多いですが、乳首などは雲? でさりげなく隠しています。
「MIND」の大作は、女性像の背後に広がるさまざまな絵の具の混ざり具合が面白く、見ていて飽きませんでした。
店舗右手の階段を上るのがいちばん近道です。
11日まで。
→富士フイルムフォトサロン札幌(一般社団法人 日本自然科学写真協会 第44回 SSP展「自然を楽しむ科学の眼 2023-2024」)
化学や光学の写真は少なく、昆虫や鳥、山岳などのネイチャーが多め。
会場内撮影不可。ショーウインドウで動画を流しているのは珍しいかも。
14日まで。
→道新ぎゃらりー(亀﨑敏郎水彩画展 スケッチ旅物語-そして、札幌 スケッチ倶楽部『終着驛』札幌教室展/楽しい水彩画教室展)
亀﨑さんは日本中を回って風景を描いている方で、にじみを生かして雰囲気を出すところと、細かく筆を入れるところの「緩急の付け方」が、さすがプロといいたくなる巧みさ。画面全体から旅情が漂います。
鉛筆のあたり(下書き)の跡が見られないことも、美しさに貢献しているようです。
13日まで。
地下鉄南北線に乗って北12条へ。
ギャラリーエッセのミニギャラリーでは、イラストレーターあべみち子さんの個展「HAPPY は・いま・ここ」。
火曜から金曜までしかふだんは開いていないので、こういう機会でないとなかなか行けません。
10日で終了。
長くなってきたので、この項続く。
9日は人間ドック受診のため出社せず、いつもより1時間早いバスで街なかへ。
こんな早いバスでも最大で50人近い人が乗り合わせている。おつとめご苦労さまです。
土日は中心街が大騒ぎになって、近づきたくなくなるので、受診の合間をぬってギャラリー巡りにいそしみました。
スカイホール(【愛する地球へ】by Rituko “To Belived Earth”/荒谷幸蔵油絵個展/中村富志男風景画展~北海道ぶらり絵描き旅~)
北側の部屋は、「児童文学」の表紙などを描いている西川律子さんの個展。
幾何学模様を組み合わせてホッキョクグマや魚などを添えたシリーズは、通りいっぺんのキュビスム的絵画とは異なり、キラキラした叙情性を感じさせて興味深かったです。
荒谷さんは一水会の方で、省筆の適度に効いたオーソドックスな小樽・祝津などの風景画。
小樽運河など有名な題材より、あまり知られていない風景に目を向けているところに好感を抱きました。
中村さんは十勝管内清水町の方で、道内の岬めぐりをしながら風景を描いています。こちらは荒谷さんよりかなりタッチが細かく、礼文や羅臼岳など、筆づかいは共通している感じ。
いずれも11日まで。
→さいとうギャラリー(紙谷初枝彫塑展/場﨑惠「はまなすの丘公園の四季」スケッチ展)
紙谷さんはどっしりした体格の裸婦や首など。
筆者はこれまで見た記憶がない作家です。
戦後道内を代表する彫刻家本田明二に教わったとのことですが、彼は1989年に亡くなっているので、だいぶ前のことになりますね。
場﨑さんは石狩在住の道展会員。
石狩灯台附近の淡彩スケッチが2段掛けで並んでおり、1点だけ油彩の大作がありました。
11日まで。
→Hokkaido Art gallery(モントペペリ展)
→ビストロ・カフェ+ギャラリー/オマージュ(第4回はなび個展「ルックバック2022」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/b0/1ea70156f6eeaa2d79d644d1c186f041.jpg)
「はなび」さんの写真展。
左側の壁面にはネコ。右側はポートレイトで、ゴールデンウイークにSCARTSで開かれた「North Photo Session」でも見かけた女性の写真がいくつか(同セッションは2日間だけだったので、もう一度展示するのは悪いことではないと思います)。
画像は40代の女性がモデルですが、「従順そうな若くてきれいな女性」だけでないモデルが堂々と画面で自己主張しているあたりは、いまという時代をとても感じさせます。
12日まで。
→The JOHNSON STORE Room Creation(MARINA EXHIBITION)
札幌のイラストレーターの個展。
モチーフは裸婦が多いですが、乳首などは雲? でさりげなく隠しています。
「MIND」の大作は、女性像の背後に広がるさまざまな絵の具の混ざり具合が面白く、見ていて飽きませんでした。
店舗右手の階段を上るのがいちばん近道です。
11日まで。
→富士フイルムフォトサロン札幌(一般社団法人 日本自然科学写真協会 第44回 SSP展「自然を楽しむ科学の眼 2023-2024」)
化学や光学の写真は少なく、昆虫や鳥、山岳などのネイチャーが多め。
会場内撮影不可。ショーウインドウで動画を流しているのは珍しいかも。
14日まで。
→道新ぎゃらりー(亀﨑敏郎水彩画展 スケッチ旅物語-そして、札幌 スケッチ倶楽部『終着驛』札幌教室展/楽しい水彩画教室展)
亀﨑さんは日本中を回って風景を描いている方で、にじみを生かして雰囲気を出すところと、細かく筆を入れるところの「緩急の付け方」が、さすがプロといいたくなる巧みさ。画面全体から旅情が漂います。
鉛筆のあたり(下書き)の跡が見られないことも、美しさに貢献しているようです。
13日まで。
地下鉄南北線に乗って北12条へ。
ギャラリーエッセのミニギャラリーでは、イラストレーターあべみち子さんの個展「HAPPY は・いま・ここ」。
火曜から金曜までしかふだんは開いていないので、こういう機会でないとなかなか行けません。
10日で終了。
長くなってきたので、この項続く。