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その2・2019年2月24日/室蘭から長万部へ

2019年02月25日 21時27分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 東室蘭駅を出て、次の次のバス停が「東町ターミナル」で、ここまで来ればバス会社の人もいて、どの路線に乗ったら良いか聞くこともできるのだろうが、はじめて来る人間にはそんなことは分からない。

 バスはその後、ひたすらJR線と並走する。
 車窓から見えるのは工場地帯で、これ、スチームパンク好きな人とか、わくわくしっぱなしなんじゃないだろうか。少なくとも、札幌にはない風景だ。

 室蘭市民美術館にいちばん近い停留所は「市役所前」だが、降りそこなって、次の市立病院前で降車した。280円。



 観察していると、けっこうな頻度でバスが来る。フェリーターミナル行き以外にも、利用できる路線はあるみたいだ。たぶん幹線路線なのだろう。
 ただ、繰り返しになるが、そういう情報がないのが困るのだ。

 ここから市民美術館までは徒歩7分ほど。
 道路が、札幌のような碁盤の目になっているので、迷いにくい。

 市民美術館では、北村哲朗彫刻展(~3月31日)と、高野次郎作品展(~3月3日)を見た。

 美術館のデスクにいた女性職員は感じの良い人で、北村さんはいつも11時ぐらいに会場に来るのですーと、済まなさそうに伝えてくれた。

 10時半過ぎに館を出て、室蘭駅へ。


 東室蘭-室蘭間は電化されているのだが、なぜかディーゼルカーの運用がけっこうあって、筆者が乗ったのも単行のキハ40系のようだった。
 すべてのボックスに乗客がいる。立っている人こそいないが、地方の列車にしてはまずまずの活況である。

 室蘭、母恋、御崎、輪西、東室蘭。駅が四つで、13分、250円。
 バスより早くて安い。
 車窓は、当然のことながら、先ほど乗ったバスとあまり変わらない。工場などが続き、北海道では異色の風景である。

 ところで、終点が近づくと、車内アナウンスで乗り換え列車が案内されるのだが、ここで筆者は自らのミスに気づくのである。




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