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2019年2月24日 札幌→室蘭→長万部→札幌。東室蘭駅のバス案内がひどすぎる

2019年02月25日 17時37分39秒 | つれづれ日録
 4連投の後、日曜は休み。
 渡島管内長万部町に「写真フォーラム」に行く。
 昨年は、2月に休みが5日しか取れず、最終週は7連投になってしまいその翌日がフォーラムだったので、そのリベンジを果たしに行ったのだ。


 フォーラムが午後なのに、札幌駅を朝7時半に出る特急「すずらん2号」に乗ったのは、とちゅうで室蘭市民美術館に寄ることにしたため。

 地下鉄南北線さっぽろ駅から特急の発車まで20分しかなかったが、スムーズに事は運んだ。

 自由席の車輛には、客が10人ほどしかおらず、たいそうあずましい。

 車窓風景を眺めつつ、たまった新聞を読む。
 上野幌駅のまわりに家が増えているな、とか、北広島駅の手前に日本ハムファイターズ歓迎の看板が立ったな、とか、以前は水田が広がっていた恵み野駅の西側にはダイイチスーパーやイエローハットといったロードサイドショップが並んだな、とかいろんなことに気づく。

 札幌市内の倉庫の屋根からどさどさっと大量の雪が下に落ちていたが、これは暖気のせいというより、先日の地震のためかもしれない。もし軒下にいたら、命が危ないだろうな。



 次の画像は、苫小牧を過ぎたあたりから見える樽前山。

 白老のポロト周辺では「ウポポイ」建設が進んでいた。

 終点・東室蘭には9時13分に着いた。

 途中下車する。
 われながら意外なことに、東室蘭駅の改札を出るのは生まれて初めてだ。

 道内の人はご存じだろうが、室蘭は絵鞆半島に沿って発展してきたマチで、半島の途中にある室蘭駅のあたりがもともとの中心街だったが、その後は商店の多くが、半島の根元の東室蘭駅周辺に移ってきている。鉄道も、東室蘭駅がメインの駅になり、そこから盲腸線の支線が室蘭駅まで伸びて、普通列車が往復している。

 市民美術館は室蘭駅の近くにあるが、列車で行くと早く着きすぎるので、路線バスで行きたかったのだ。

 ここで、筆者は声を大にして言いたい。

 室蘭は2次交通をどう考えているのか。
 駅からのバス路線が分かりづらすぎる!

 東室蘭駅は東口と西口の両方に停留所がある。

 しかし、どちらから乗ればどこに着くのか、駅舎にも停留所にも路線図がないため、判然としない。経由地1カ所と終点しか分からないのだ。
 しかも、道南バスのサイトをスマートフォンで見ても、路線図が見られない。

 はっきり言って室蘭は、市外からの観光客に対する路線バスの案内が、道内主要都市で最も不親切なマチのひとつだ。
 少なくとも札幌、小樽、函館、旭川、帯広、釧路、北見、岩見沢では、駅のまわりでバス路線図が全く見られないということはないだろう。(苫小牧は不明)

 市や観光協会の仕事なのか、道南バスがやるべきことなのかはわからないが、ふだん乗る市民以外の利用を想定していない現状は、早く改善してもらいたいと思う。

 ともあれ9時半過ぎに、フェリーターミナル行きの便があり、美術館の近くを通りそうなので、それに乗ることにして、駅待合室のコインロッカーに荷物の半分を預けた。




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