前衛書の第一人者竹下さんと、元全道展会員で現在は無所属の武田さんという、めずらしい組み合わせの二人展。
2001年までひらかれていた「さっぽろ美術展」に、毎年のように出品していたことで出会い、同展の会場で、2人がセットのように陳列されたこともあったそうです。
竹下さんは前衛書ですから、飛沫や点、墨のにじみは、文字を表現しているわけではありません。もちろん絵でもありません。しかし「The Man」を見ると、どこか立っている人間を思わせますし、「爽」は、3本の横線が文字通り爽快な印象をあたえます。
「My Way」は、3つにわかれた画面のうち、いちばん下の画面は落款だけで、まったくの白紙。これは思い切ったものだと思います。
なお、書の実作のほかに、リトグラフも数点あります。
武田さんは曲線を生かした花器が中心。
といっても、よくある壺などではなく、バームクーヘンを半分に切って立てたような形をしています。「勾玉をすこし意識したものもあります」と武田さん。
色は黒をメーンに銀彩をほどこしたものが多いです。ところどころに配したピンクの点は、象嵌ではなく、絵付けの技法ではめこんでいるそうです。
スウェーデン出身、パリ在住のイラストレーターANNIK WESTERによる「Portraits of Girls」展が隣室で開催。
1月24日(火)-29日(日)10:30-19:00、さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階
地図B)
2001年までひらかれていた「さっぽろ美術展」に、毎年のように出品していたことで出会い、同展の会場で、2人がセットのように陳列されたこともあったそうです。
竹下さんは前衛書ですから、飛沫や点、墨のにじみは、文字を表現しているわけではありません。もちろん絵でもありません。しかし「The Man」を見ると、どこか立っている人間を思わせますし、「爽」は、3本の横線が文字通り爽快な印象をあたえます。
「My Way」は、3つにわかれた画面のうち、いちばん下の画面は落款だけで、まったくの白紙。これは思い切ったものだと思います。
なお、書の実作のほかに、リトグラフも数点あります。
武田さんは曲線を生かした花器が中心。
といっても、よくある壺などではなく、バームクーヘンを半分に切って立てたような形をしています。「勾玉をすこし意識したものもあります」と武田さん。
色は黒をメーンに銀彩をほどこしたものが多いです。ところどころに配したピンクの点は、象嵌ではなく、絵付けの技法ではめこんでいるそうです。
スウェーデン出身、パリ在住のイラストレーターANNIK WESTERによる「Portraits of Girls」展が隣室で開催。
1月24日(火)-29日(日)10:30-19:00、さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階
地図B)