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十一月

2008年11月11日 21時56分06秒 | つれづれ日録
 11月に入っていろんなニュースがあったので、アートとはまるで関係ないけれど、かんたんに感想をまとめておく(でも、書き始めたら長くなるんだろうな)


空自トップを更迭 懸賞論文で「日本の侵略ぬれぎぬ」(朝日新聞) - goo ニュース

 まず、これはまずいでしょう。
 論文の内容以前に、この人はシビリアンコントロールということをどう考えているのか。心得違いもはなはだしい。
 日本の自衛隊なのだから日本の方針にしたがうのは当たり前であり、政府の方針を鼻も引っ掛けない態度は、見過ごせるものではないだろう。

 なお、内容についてもふれると、池田信夫氏も明快に論じているとおり、日本は侵略国家であった。
 じぶんの国土ではないところに、10年以上にわたって兵を出している以上、これは否定しようもない。
 そして、日本だけでなく、すべての列強が侵略国家だったのだ。
 だから、べつに胸を張るようなことではもちろんないが、日本だけが突出して悪いというわけでもない。
 東アジアに限っても英、米、フランス…、みな侵略してきているのだ。

 筆者がふしぎでしかたないのは、以前は侵略国家であったことが、どうして日本人の誇りを失わせたり自衛隊員の士気を低下させるという論理になるのか、わからないのだ。
 侵略を反省してその後はまったくそのようなことをしていない日本に、筆者はとても誇りをもっている。
 それでいいべさ、と思うのだが。

 たとえばドイツが、六十数年前に周辺国を侵略したからといってそれでNATOで肩身の狭い思いをしているとか、ポーランドに対して卑屈になっているなんていう話はきいたことがない。日本もふつうにふるまえばいいのだ。


 まあ、しかし、ともあれ、主張の中味よりも、主張が政府見解と食い違っていることが問題なわけだ。




「アメリカに変化がやってきた」 オバマ次期米大統領の勝利演説・全文翻訳 <特集・米大統領選>(gooニュース) - goo ニュース

 とにかく、ブッシュがやめてくれるだけでうれしくて仕方ない。

 ただ、これはいまのところ、読売がベタで報じたのを見たぐらいだが、オバマ氏はイスラエルの熱い支持者らしい。
 パレスティナ和平は進展しなさそうだなあ。




小室哲哉を5億円詐取容疑で逮捕へ(日刊スポーツ) - goo ニュース

 この日(4日)の朝刊にはびっくりした。
「小室哲哉氏逮捕へ」
という見出しが各紙に躍っていたからだ。

 「逮捕へ」

「へ」
がめずらしい。
 警察当局が、逮捕前に逮捕を発表することは通常ではあり得ない。

 当たり前だ。
 逮捕というのは、逃亡や証拠隠滅のおそれがあるときにするのであって、そのおそれのない人間であれば身柄をとっつかまえる必要はない。
 逮捕前にマスコミが
「逮捕するぞー」
とふれまわったら、被疑者は逃亡してしまうかもしれない。

 だから、通常
「逮捕へ」
という見出しになっていたら、そのニュースは、スクープである確率が高い。
 ほとんどの場合、警察の現場に、深く食い込んでいる敏腕記者による記事であるのだ。
 さらにいうと、一般的には、検察のほうが警察よりガードがきびしい。

 そしたら、こんどのニュースは各紙一斉に
「逮捕へ」
だもんな。
 大阪地検特捜部が、正式な発表ではないにせよ、かなり広くマスコミ各社に情報を流したとしか思えない。




西武、4年ぶり日本一=巨人に4勝3敗-プロ野球・日本シリーズ(時事通信) - goo ニュース

 ファイターズがシリーズに出ていないと、これほどまでにじぶんも周囲も盛り上がらないものだとは!
 正直言って、あらためておどろいている。

 最終戦の片岡選手の“激走”にもびっくりした。
 あんなボテボテのゴロで本塁につっこむか、普通。
 死球→二盗→犠打で、無安打で同点に追いついちゃったことは、ジャイアンツには相当なダメージになっただろうなあ。
 越智投手は、このイニング、ボールが先行し、まるでストライクが入っていなかった。あきらかに引っ張りすぎだったと思う。


 やっぱり、長くなってしまった。



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