冒頭の写真は、4月25日、山鼻地区の児童館の庭で撮ったもの(ストロボ使用)。
この翌日に、季節外れの雪と寒さに見舞われたわけで、梅の花はいまも咲いているだろうか。
さて、あの2日間がうそのような好天。
祝日なので「ドニチカきっぷ」が使える。
まず、茶廊法邑で小笠原み蔵・植田莫展。
ふたりがおなじテーマで木彫と絵を競作するというもので、単純にたのしい。
こちらは4日までだが、姉妹店(あるいて1分半)の「品品法邑」では、1-10日に2人展がひらかれる。
品品法邑では、30日まで森本めぐみ展「ワークス」。
日曜日に見たが、作家がいるかもしれないと思ってもう一度足を運ぶ。でも、会場にはだれもいなかった。
エスプレッソを飲んでひとやすみしたあと、「本町2の1」からバスに乗って北18条駅へ。
temporary spaceで、熊谷榧(かや)展を見る。
山スキーに材を得た油絵が5点展示されていた。
榧さんは熊谷守一の娘さんで、あちこちで登山や山スキーを楽しみながら絵を描いている。
いまから20年ほど前に、temporary spaceがまだ円山のほうにあったころ、毎年個展をひらいていたらしい。
画風はお父さんゆずりなのか、輪郭線でモティーフを区切り、陰影をつけずに色をつけていく手法だ。輪郭線は、絵の具を引っかいてひいていることもある。
強いて言うなら、ゴーギャンがタヒチに向かわず北方へやってきたような風情がある。
temporary spaceの中は外気よりもはるかに寒かった。
南北線で北18条→さっぽろ。
まず、北海道銀行札幌駅前支店ギャラリーに足を向けてみると、入口に「観覧料500円」と書かれた紙が貼ってある。「お金のない方は無料でご覧ください」ともある。
あほくさくなった。あの小さな壁面で500円なら、一般のギャラリーなら2000円で、美術館なら20000円ぐらい徴収しないと、計算があわないだろう。
すごく小さな作品が何点か壁に掛かっているのが見えるが、入らずに南下。
(この項続く)
寒い廊内、この間戴きました珈琲など
お入れ致しましたものを
残念です。
きのう、きょうは、窓を開けた方がさわやかかもしれませんね。