月寒川右岸、冬の散歩道

　札幌市豊平区を流れる、中ぐらいの川。
　下流は白石区で、直線化された区間を流れた後、豊平川に注ぎます。

　同区西岡を南北に貫く水源地通りから右に折れて、川べりを歩きました。



　福住1条3丁目の途中から、2丁目と1丁目の境界の地点まで、右岸は歩行者専用道路になっています。
　ありがたいことに、踏み分け道がついていて、歩くことができました。






　　
　家と家がこんなに近接しているのは、北海道では珍しい。
　かつては屋根から落雪があるのが普通だったので、建物の間を離して建てることが多いのです。


　
　
　国道36号に出たところで、散歩は終了。
　ところで、この月寒川つきさむがわに架かる橋が「望月橋 も つきばし」と名付けられているのは、札幌の地名・歴史好きの間でも大きな謎とされています。
　月寒川の近くを並行するように流れる川に「望月寒川 も つきさむがわ」というのがあるためです。
　ちなみに、望月寒川に架かる国道36号の橋は「月寒橋」といいます。
　役所の人が間違ってさかさまに名付けた可能性もありそうです。



　なお「冬の散歩道」というのは、1960年代を代表する米国のフォークロック・デュオ、サイモンとガーファンクルの曲名です。

Simon & Garfunkel - A Hazy Shade of Winter (Audio)