北海道では通常、暑いのはお盆までで、お盆になって海水浴をすると海の中から引っ張られるからやめなさいという言い伝えがあった。
ところが、ことしは8月後半以降、だらだらと残暑が続いた。
札幌や北見では9月15日に真夏日を記録した。
美幌や女満別では19日も30度に達した。
9月に30度を超えることなど無い年の方が多いのだが、ことしはこれで何日になるんだろう。
さて、天気予報によると、今週は雨の日が多いらしい。
これって、もしかしたら、本州では一般的だけど、北海道にはない、秋の長雨ってやつか。
「梅雨」というのはとても有名なので、北海道人の自分が東京に住んでいたときも、それなりの覚悟ができていたが、「春の長雨」「秋の長雨」というのはあまり知られておらず、心の準備もできていなかったので、ある意味で梅雨よりもいやだった。
そもそも、梅雨とちがい、いつごろ終わるのかもはっきりしていないのだ。
北海道の気候がどんどん本州的になってきているような気がする。