(承前)
斜里行きの11本目のブログ記事です。
前項で書きつづったとおり、充実した気持ちで「北のアルプ美術館」を去りました。帰るさに、図録など3冊を買い、その後であわてて、田中良さんが峰浜(斜里町)のバス停を描いた、館内の展示作の絵はがきを買い足しました。
北のアルプ美術館(オホーツク管内斜里町朝日町11の2)は庭が広いです。
野外彫刻も点在しており、それについては8年前の訪問の際にあらかた紹介しましたので、以下の記事を参照してください。
藤原秀法「北の裸婦」
■「芽生え」「歓び」「眠り」「やすらぎ」(二部黎)
鈴木吾郎「子供の情景・響き」
ただ、小樽在住のベテラン彫刻家・鈴木吾郎さんの「子供の情景・響き」については、前回うかつにも気づいていないことがありました。
いすにすわって笛を奏でる少年の、向かって左側にもおなじいす(いすの彫刻、というべきか)が据え付けられているのですが、その背もたれに、小鳥が止まっているのです。
スズメでしょうか。
これは、粋な造形ですね。
と同時に、筆者のような鈍い人間が乱暴に腰を下ろしたら、この小鳥を傷つけてしまうのではあるまいかと、ちょっと心配になってきました。そんな人がいませんように…。
前回気づかなかったことのもう一つは、句碑の存在でした。
と読めます。
□鈴木吾郎の世界 http://www1.odn.ne.jp/~cbj17550/newpage1.html
鈴木吾郎「和」「愛」 岩見沢の野外彫刻(1)(2)
鈴木吾郎「少女十六歳」 (小樽)
鈴木吾郎「屯田時計塔」 (北見)
■鈴木吾郎「ASUKA」
■鈴木吾郎展 (2016)
【告知】鈴木吾郎 彫刻50年展 (2012)
【告知】鈴木吾郎 / 哀しみの容(かたち)展 (2011)
■鈴木吾郎古希・テラコッタ自選展(2009年)
■小樽 美術家の現在シリーズ1 鈴木吾郎展
■鈴木吾郎テラコッタ新作展(2002年)
・知床斜里駅から約1.4キロ、徒歩18分
斜里行きの11本目のブログ記事です。
前項で書きつづったとおり、充実した気持ちで「北のアルプ美術館」を去りました。帰るさに、図録など3冊を買い、その後であわてて、田中良さんが峰浜(斜里町)のバス停を描いた、館内の展示作の絵はがきを買い足しました。
北のアルプ美術館(オホーツク管内斜里町朝日町11の2)は庭が広いです。
野外彫刻も点在しており、それについては8年前の訪問の際にあらかた紹介しましたので、以下の記事を参照してください。
藤原秀法「北の裸婦」
■「芽生え」「歓び」「眠り」「やすらぎ」(二部黎)
鈴木吾郎「子供の情景・響き」
ただ、小樽在住のベテラン彫刻家・鈴木吾郎さんの「子供の情景・響き」については、前回うかつにも気づいていないことがありました。
いすにすわって笛を奏でる少年の、向かって左側にもおなじいす(いすの彫刻、というべきか)が据え付けられているのですが、その背もたれに、小鳥が止まっているのです。
スズメでしょうか。
これは、粋な造形ですね。
と同時に、筆者のような鈍い人間が乱暴に腰を下ろしたら、この小鳥を傷つけてしまうのではあるまいかと、ちょっと心配になってきました。そんな人がいませんように…。
前回気づかなかったことのもう一つは、句碑の存在でした。
うぐいすの声に忘れて上り坂
昭和二十五年作 月 朗
と読めます。
□鈴木吾郎の世界 http://www1.odn.ne.jp/~cbj17550/newpage1.html
鈴木吾郎「和」「愛」 岩見沢の野外彫刻(1)(2)
鈴木吾郎「少女十六歳」 (小樽)
鈴木吾郎「屯田時計塔」 (北見)
■鈴木吾郎「ASUKA」
■鈴木吾郎展 (2016)
【告知】鈴木吾郎 彫刻50年展 (2012)
【告知】鈴木吾郎 / 哀しみの容(かたち)展 (2011)
■鈴木吾郎古希・テラコッタ自選展(2009年)
■小樽 美術家の現在シリーズ1 鈴木吾郎展
■鈴木吾郎テラコッタ新作展(2002年)
・知床斜里駅から約1.4キロ、徒歩18分
(この項続く)