![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e8/b73620c796f5fe38244260aec695bb8e.jpg)
アイヌ民族のアトゥシ織りなどは、これまで博物館で展示されるというのが通例だったと思う。
それを、あえて「用」の部分を切り離して、文様などの美的な部分に焦点を当ててみようというのが、今回の展覧会。
たしかに、和人(大和民族)が工芸品を作れば美術館で、アイヌ民族なら博物館-という発想が、もしあったとしたら、それは偏見以外のなにものでもないだろう。
今回は、アイヌ民族の暮らしの紹介なども後景に退いており、ほんとに「美術館の展覧会」になっている。
ただ、これは個人的な感想で申し訳ないのだが、展示品の大半が、おなじかたちの衣服と小さなへらばかりで、いささか食傷した。
どれもフォルムはほとんど同じであり、色彩もとぼしく、あとは文様の微妙な差異しか見るものがない。
日本に、こういう文化があるということ自体はすばらしいことだと思う。ただ、筆者はどうしても、衣服をメーンとした展覧会には食指が動かないのだ。ごめんなさい。
12月13日(水)-2007年1月28日(日)
道立近代美術館(中央区北1西17 地図D)。
一般700(600)円、高大生300(200)円、小中生200(150)円。かっこ内は団体・リピーター料金
それを、あえて「用」の部分を切り離して、文様などの美的な部分に焦点を当ててみようというのが、今回の展覧会。
たしかに、和人(大和民族)が工芸品を作れば美術館で、アイヌ民族なら博物館-という発想が、もしあったとしたら、それは偏見以外のなにものでもないだろう。
今回は、アイヌ民族の暮らしの紹介なども後景に退いており、ほんとに「美術館の展覧会」になっている。
ただ、これは個人的な感想で申し訳ないのだが、展示品の大半が、おなじかたちの衣服と小さなへらばかりで、いささか食傷した。
どれもフォルムはほとんど同じであり、色彩もとぼしく、あとは文様の微妙な差異しか見るものがない。
日本に、こういう文化があるということ自体はすばらしいことだと思う。ただ、筆者はどうしても、衣服をメーンとした展覧会には食指が動かないのだ。ごめんなさい。
12月13日(水)-2007年1月28日(日)
道立近代美術館(中央区北1西17 地図D)。
一般700(600)円、高大生300(200)円、小中生200(150)円。かっこ内は団体・リピーター料金