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稚内のギャラリーKUMO*創作発表の場 惜しまれ幕

2010年09月21日 23時15分00秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞2010年9月17日、留萌・宗谷版から、日本で最も北にあるギャラリーの閉鎖の話題です。

 【稚内】市内中央のギャラリー「ギャラリーKUMO(くも)」が今月末で閉鎖される。市民の作品発表の場として親しまれてきたが、主宰する堀田宏さん(59)が同じ建物で営んでいた呉服店ののれんを下ろし、建物の賃貸契約を終えるため。17日からは最後の展示会が行われる。

 KUMOは1997年、堀田さんの呉服店2階に開設。市内中心部に専門的なギャラリーがなく、自身も陶芸家の堀田さんが「市民が自由に作品を発表できる場をつくり、創作活動を応援したい」と思い立った。

 約70平方メートルのスペースはカラマツの板を敷いた落ち着いた雰囲気。朔北美術協会展や市民の個展のほか、札幌交響楽団のオーボエ奏者を招いたコンサートも行われた。書道や陶芸の教室も開かれ、多くの市民がじかに芸術に触れることのできる場所だった。

 呉服店は8月末で閉店。堀田さんは「うちには跡取りがいない。定年まであと1年だが、サラリーマンよりは早くやめようと考えた」と話す。(以下略)


 最後の展覧会は17~19日、中本青岳さんらによる「ちぎり絵・書の2人展」だそうです。
 地方都市では、ギャラリー喫茶などが主流で、専用の展示スペースを持ったギャラリーの経営はなかなか大変なようです。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なぜ閉鎖? (海道)
2011-02-02 23:52:17
ギャラリーKUMO閉鎖、残念ですね。さいはての地に文化の発信スポットがある事を頼もしく思っていましたが…。閉鎖の理由がよく分からないのは更に残念。ギャラリーKUMOに集っていた芸術・文化を愛する方達は納得しているのかなぁ。とにかく残念。
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こんばんは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2011-02-03 00:18:50
海道さん、こんばんは。
地方の小都市でギャラリーというのは、大変なんじゃないでしょうか。

わたしは北見という人口12万人の、稚内よりは大きなまちに住んでいますが、画廊喫茶じゃないギャラリーは、NHKとパラボ(旧東急)の二つしかありません。
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お元気ですか? (小野 恵美)
2016-07-19 20:34:43
宏さん、真弓さん、いつも連絡を取りたくて‥札幌にいた小野です。
皆さん、お元気ですか?
とっても逢いたいですよ。
9月5日に北海道に行きます。
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