北海道新聞2010年9月17日、留萌・宗谷版から、日本で最も北にあるギャラリーの閉鎖の話題です。
最後の展覧会は17~19日、中本青岳さんらによる「ちぎり絵・書の2人展」だそうです。
地方都市では、ギャラリー喫茶などが主流で、専用の展示スペースを持ったギャラリーの経営はなかなか大変なようです。
【稚内】市内中央のギャラリー「ギャラリーKUMO(くも)」が今月末で閉鎖される。市民の作品発表の場として親しまれてきたが、主宰する堀田宏さん(59)が同じ建物で営んでいた呉服店ののれんを下ろし、建物の賃貸契約を終えるため。17日からは最後の展示会が行われる。
KUMOは1997年、堀田さんの呉服店2階に開設。市内中心部に専門的なギャラリーがなく、自身も陶芸家の堀田さんが「市民が自由に作品を発表できる場をつくり、創作活動を応援したい」と思い立った。
約70平方メートルのスペースはカラマツの板を敷いた落ち着いた雰囲気。朔北美術協会展や市民の個展のほか、札幌交響楽団のオーボエ奏者を招いたコンサートも行われた。書道や陶芸の教室も開かれ、多くの市民がじかに芸術に触れることのできる場所だった。
呉服店は8月末で閉店。堀田さんは「うちには跡取りがいない。定年まであと1年だが、サラリーマンよりは早くやめようと考えた」と話す。(以下略)
最後の展覧会は17~19日、中本青岳さんらによる「ちぎり絵・書の2人展」だそうです。
地方都市では、ギャラリー喫茶などが主流で、専用の展示スペースを持ったギャラリーの経営はなかなか大変なようです。
地方の小都市でギャラリーというのは、大変なんじゃないでしょうか。
わたしは北見という人口12万人の、稚内よりは大きなまちに住んでいますが、画廊喫茶じゃないギャラリーは、NHKとパラボ(旧東急)の二つしかありません。
皆さん、お元気ですか?
とっても逢いたいですよ。
9月5日に北海道に行きます。